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戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河(映画)/年代流行

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  • 1971年6月【181分】日活
  • 監督:山本薩夫
  • 企画:大塚和、武田靖、宮古とく子
  • 原作:五味川純平
  • 脚本:山田信夫、武田敦
  • 撮影:姫田真佐久
  • 音楽:佐藤勝
  • 美術:横尾嘉良、深民浩
  • 出演:滝沢修、高橋悦史、浅丘ルリ子、北大路欣也、吉永小百合、芦田伸介、水戸光子

【解説】
昭和七年の満州事変から一二年蘆溝橋事件までを背景に、全面的戦火の時代に突入してゆこうという動乱期に、愛と正義を至上のものとして生きようとする伍代家の次男俊介と不幸な結婚に縛られながら俊介と運命をともにしようとする人妻狩野温子の悲劇的な恋愛を中心にさまざまな人間模様を描いていく。

【あらすじ】
伍代俊介は、自由で民主主義的なものが日々失なわれてゆく時代に対しても、長男英介のイニシアチブで軍に接近をはかる伍代家そのものに対しても、いらだちと怒りをつのらせていた。
その上、彼は英介のもとの婚約者で、狩野という男と味気ない結婚生活を送っている人妻温子に恋をしていた。
若者らしいひたむきさで愛を告白する俊介に対して、温子の心はともすれば動揺しがちだったが、人妻である温子にとって、俊介以上に辛く切ないものだった。

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