激動の昭和史 軍閥(映画)/年代流行
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- 1970年8月【133分】東宝
- 監督:堀川弘通
- 製作:藤本真澄、針生宏
- 脚本:笠原良三
- 撮影:山田一夫
- 音楽:真鍋理一郎
- 美術:阿久根巖、育野重一
- 出演:中村又五郎、小林桂樹、中谷一郎、垂水悟郎、睦五郎、富田浩太郎
【解説】
激動の時代を生きた日本人の魂の真実を描こうとした「日本のいちばん長い日」につづく"激動の昭和史"シリーズ第二作。新名丈夫著『政治』をもとに、「続社長学ABC」の笠原良三が脚本を書き、「狙撃」の堀川弘通が監督した。撮影は「待ち伏せ」の山田一夫が担当。
【あらすじ】
二・二六事件の衝撃を利用して、軍部の政治進出がはじまった。
日華事変、日独伊三国同盟、軍部は大陸進攻をつづけながら、着々と国内統制を強化して総力戦体制を作りあげて行った。
軍部の期待を担って近衛内閣が成立し、東条英機が陸相に就任した。
しかし、泥沼に陥った、日華事変に焦った軍部は、南方進出を企て、その結果アメリカとの関係は険悪になった。
海軍の米内光政や山本五十六はあくまで対米戦争の不可を強調したが、彼等は次第に孤立化した。