機動戦士ガンダム(アニメ)/年代流行
- 放送期間:1979年4月7日~1980年1月26日
- 放送日時:土曜日(17:30~18:00)
- 原作:武内つなよし
- 主題歌オープニング:翔べ! ガンダム(池田鴻)
- 放送局:名古屋テレビ
- 制作:日本サンライズ
【解説】
「宇宙戦艦ヤマト」に引き続きSFアニメブームを牽引した、富野喜幸監督の代表作。
ロボットアクション以上に、主人公の社会的成長が物語の主軸に据えられている。また、戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ」と呼ばれる兵器の一種として扱う設定を導入したことで、1980年代初頭から半ばにかけての、後に“リアルロボットもの”と称されることになる一連のロボットアニメ変革の先駆けとなった。
【あらすじ】
スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた宇宙世紀0079年。地球から最も遠く(月の向こう側)に位置するコロニー群・サイド3は“ジオン公国”を名乗り、地球連邦からの独立を求め、独立戦争を挑んできた。連邦軍の圧倒的な物量と戦力に対して、ジオン軍は人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)を実戦投入し、「コロニー落とし」と呼ばれる戦略で一気に連邦軍を劣勢に追い込む。戦争は8ヶ月以上続き、膠着状態に陥った。
やがて連邦軍もMSの研究開発「V作戦」を開始、サイド7に試作型MSと運用母艦とが搬入された。その開発主任技師テム・レイ大尉の息子であるアムロ・レイ少年は、「V作戦」の秘密を嗅ぎつけてコロニーに侵入したジオン軍MSザクの攻撃に巻き込まれ、そのどさくさに連邦軍の「V作戦」関係資料を偶然拾ってしまう。