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武士道残酷物語(映画)/年代流行

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  • 1963年4月【122分】東映
  • 監督:今井正
  • 企画:辻野公晴、小川貴也、本田延三郎
  • 原作:南条範夫
  • 脚色:鈴木尚之、依田義賢
  • 撮影:坪井誠
  • 音楽:黛敏郎
  • 美術:川島泰三
  • 出演:中村錦之助、東野英治郎、明石潮、中村錦司、長島隆一、和崎隆太郎、那須伸太朗

【解説】
南条範夫原作「被虐の系譜」を「宮本武蔵 般若坂の決闘」の鈴木尚之と「女系家族」の依田義賢が共同で脚色、「喜劇 にっぽんのお婆あちゃん」の今井正が監督した残酷時代劇。撮影は「一心太助 男一匹道中記」の坪井誠。

【あらすじ】
日東建設の営業部員、飯倉進は婚約者の人見杏子が自殺を計ったとの知らせに、眠っていたある記憶を呼びおこした。
故郷信州の菩提寺で発見した先祖の日誌に記された、世にも残酷な話のことである。--関ケ原戦後、浪々の身であった飯倉次郎左衛門は信州矢崎の小大名堀式部少輔に拾われた。
寛永十五年主君と共に島原の役に服した次郎左衛門は、一揆勢に黒田屋敷を焼かれた科で幕僚から叱責を受けた式部少輔の罪を被り、本陣門前で割腹して果てた。
(飯倉次郎左衛門の章)乱後三年、近習に取立てられた伜佐治衛門は衷心をもって病床の式部少輔に仕えたが、勘気にふれて閉門を命ぜられ加増分を召上げられた。

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