赤と黒(映画)/年代流行
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- 1954年12月【105分】セテラ・インターナショナル
- 監督:クロード・オータン=ララ
- 原作:スタンダール
- 出演:ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリュー、アントネッラ・ルアルディ その他多数
【解説】
1954年、フランスの文豪スタンダールの小説を、名匠クロード・オータン・ララ監督によって映画化したオール・カラー文芸超大作。
【あらすじ】
1820年代の小都市ヴェリエール。職人の息子ジュリヤン・ソレルは、貧しい環境に育ちながらも、ラテン語を得意とする聡明な青年であった。シェラン司祭の推薦で町長レナル家の家庭教師となったジュリアンは、レナル夫人に思いを寄せ、二人はいつしか人目をしのぶ恋仲になる。しかし、立身出世の夢を抱いていた野心家のジュリアンはスキャンダル発覚を恐れ、当時出世への近道であった神学校へと旅立つ。
才気はあるが人並みはずれて強い野心を抱くジュリアンを心配した神学校のピラール司教は、ラモール公爵にパリへ招かれた折に彼を同行させる。ラモール公爵邸で秘書となったジュリアンは、気位の高い侯爵令嬢マチルドの心を射止めた…。