学生服(制服)の歴史/年代流行
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1800年代
●1873年
工部省工学寮や札幌農学校で日本で初めて詰襟。
●1879年
学習院で立襟(縁取り、ホック掛け)の学生服が採用。
●1882年
文部省の指導で官立学校に黒または紺の学生服が普及。
●1884年
東京女子師範学校の服装が洋服に改まる。
●1886年
東京帝国大学が定めた制服が現代の学生服の起源とされる。
1900年代前半
●1920年
平安女学院がセーラー服を初めて採用した。
●1924年
セーラー服、ジャケット、ジャンバースカートが普及する。
●1940年
大日本帝国国民服令が公布され「国民服」が誕生する。
●1945年
セーラー服、黒詰えりが復活する。
1960年代
●1960年代前半
「ラッパズボン」と呼ばれる裾が大きく広がったズボン。
「マンボズボン」、「スカマン」と呼ばれる裾を細く絞り込んだズボンが不良の間で着用。
●1960年代後半
「長ラン」、「ボンタン」と呼ばれる変形の代表的なスタイルの誕生。
1970年代
●1970年代
長ランにハイウエスト・ドカン。
●1975年
制服の色が多彩になる。
1980年代
●1980年
一般的な学生服と変形学生服との明確化のため「認証マーク制度」を発足。
●1982年
「標準型学生服認定基準」として全国統一基準認証制度を発足。
●1983年
スクールアイデンティティー(SI)の導入。
●1980年代前半
セミ短にボンタン。
●1980年代中盤
ツッパリ系マンガやドラマの影響で変形学生服が主流に。
●1980年代後半
ブレザー型などへモデルチェンジが始まり詰襟の学生服を採用する学校が減少。
極短にボンタン。
●1989年
制服もファッション化が進む。
1990年代
●1990年代前半
女子高校生の間では制服のスカートを短くするファッションが流行。
●1992年
制服のモデルチェンジがピークとなる。
●1990年代中盤
中ランにスケーター。
腰パンスタイル。裾を引きずる「裾ボロ」。
女子高生の間でルーズソックスが流行。
変形学生服を着用する学生も減少し、標準型を着用する学生が大多数となった。
2000年代
●2000年
女子高校生の間で紺色のハイソックスが普及。
●2006年
再びルーズソックスの人気が再燃。