僕だけがいない街/年代流行
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- 作者名:三部けい
- 連載誌:月刊ヤングエース
- 出版社:角川グループパブリッシング
- 単行本:5巻
【解説】
毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼悟。日々上手くいかない現実にもがき続ける彼に、ある特殊な現象が起きる。それは【再上映(リバイバル)=時が巻き戻る現象】!!そして、母親の死をきっかけに【再上映】によって、悟ははるかな過去へと送り込まれるのだった…!
【あらすじ】
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。