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SARU/年代流行

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SARU
  • 作者名:東村アキコ
  • 連載誌:IKKI
  • 出版社:小学館
  • 単行本:上巻・下巻

【解説】
小説家、伊坂幸太郎との競作企画。ふたりで出し合ったアイデアを共有しながら、マンガと小説で異なる独立した物語を創り上げるというプロジェクト。昔より各地に現れ恐れられてきた存在“猿”を追う少女の物語。

【あらすじ】
自らを「斉天大聖・孫悟空」と名乗るモノに憑依された少女・イレーネ、除靈の為に派遣された後にイレーネの言葉に導かれて「猿」の謎を追う、バチカンの公式エクソシスト・カンディード神父、幼少期の記憶が抜け落ちた伝統ダンスの名手、神秘的なブータン僧ナムギャル、ナムギャルに魅かれて行動を共にする日本人留学生の奈々の4人は、アフガニスタンの「ウォッチャー」ニルファの言葉に導かれて、「神の力」を有する「アロンの杖」を納めた「失われた聖櫃」を求め、生きた屍の兵士に追われながらエチオピア正教の神殿の地中深くを彷徨う。
しかし辿り着いた先に有った「アロンの杖」は既にすり替えられた物であり、これまでの出来事が予め何者かによって仕組まれていた事を知る。
その頃フランスのアングレームでは魔術による「天羅地網」が破られ、「アンゴルモアの大王」が凄まじい災厄をもって復活を遂げる。

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