フラワー・オブ・ライフ/年代流行
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- 作者名:よしながふみ
- 連載誌:Wings
- 出版社:新書館
- 単行本:4巻
【解説】
白血病を克服し、1年1か月遅れで高校に入学してきた花園春太郎の日常と学校での生活を描く。
「フラワー・オブ・ライフ/(the)flower of life」は英語で、「生涯の最盛期」などの意味。
【あらすじ】
花園春太郎という「白血病」だった少年が転入してくるところから物語が始まる。自己紹介で最初からかいのヤジをとばしていたクラスメイトたちは、「俺 白血病でした!」という春太郎のさわやかな一言を聞いて、真っ青になるのだ。ある種の親しみのつもりでヤジをとばしてしまったことは、明らかに「空気を読まない」、そして距離感をあやまってしまった行為であったかのように。すでに骨髄移植で治っていることと、本人の、まるで江戸っ子のような、あまりに直情径行、一本気で、裏表のないさわやかな性格であるにもかからず、クラスメイトは春太郎にちょっとだけ微妙な畏敬の念をいだくのである。