恋愛映画(洋画)ランキング/年代流行
恋愛映画は、ロマンス映画やラブ・ロマンスともいわれる映画のジャンルで恋愛を主題に描く映画のジャンル。楽しい恋、コメディタッチなロマンティック・コメディや悲劇の恋、三角関係、不倫と様々な範囲にわたる。
1位『ローマの休日』
1954年公開のアメリカ映画。ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、常に侍従がつきまとう生活に嫌気が差し、滞在中のローマで大使館を脱出。偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョーとたった1日のラブストーリーを繰り広げる。1953年アカデミー賞でアカデミー最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞、最優秀衣裳デザイン賞を受賞。
2位『タイタニック』
1997年公開のアメリカ映画。 1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故を基に、貧しい青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。パニック映画さながらの緊迫感のある展開で、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちを描いたラブロマンスである。1998年アカデミー賞で、作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣裳デザイン賞、視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞の11部門で受賞した。
3位『きみに読む物語』
2005年公開のアメリカ映画。1996年にニコラス・スパークスが発表した小説、及び原作を映画化した。認知症を患い過去を思い出せずにいる老女と共に、療養施設へ入寮しているデュークは、ノートに書かれた物語を彼女へ読み聞かせている。物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックを舞台にした、青年ノアと少女アリーのひと夏の出来事であった。
4位『ブリジット・ジョーンズの日記』
2001年公開のアメリカ映画。イギリスの女流作家ヘレン・フィールディングの同名小説を映画化した。出版社勤務の32歳独身女性ブリジットは、セクシーな上司に関心を持つが…。恋と仕事に奮闘する彼女の毎日を等身大に描く。
5位『ゴースト / ニューヨークの幻』
1990年公開のアメリカ映画。強盗に襲われ命を落とした男は、幽霊となって恋人の側に現れるが、彼女には彼の存在がまるで伝わらない。やがて自分を殺した強盗が彼女にも迫っている事を知った男は、彼の声を聞く事の出来る霊媒師の力を借りて危険を知らせようとするが…。幽霊となっても愛する人を守ろうとする男の姿を描くファンタジックなラブ・ストーリー。
6位『プリティ・ウーマン』
1990年公開のアメリカ映画。ハリウッドの娼婦ビビアンは偶然知り合ったウォール街の実業家エドワードに1晩買われる。ビビアンに興味を持ったエドワードは1週間の契約を結ぶ。エドワードにとってはほんの気まぐれ、ビビアンにとっては最高のお客。その2人がいつしか惹かれ合い…。実業家とコールガールが出会い、次第に惹かれ合う姿を描いたアメリカ的シンデレラストーリー。
7位『ベスト・フレンズ・ウェディング』
1997年公開のアメリカ映画。 元彼氏で今は友人としてつきあっているマイケルから、結婚するとの知らせを受けたジュリアン。嫉妬に燃える彼女は、彼の愛を取り戻そうと決意。マイケルの婚約者キミーにあれやこれやの嫌がらせを開始し二人の関係をぶち壊そうとするが…。結婚の決まった元恋人の愛を取り戻そうと悪戦苦闘する女性の姿を描いたラブ・コメディ。
8位『アメリ』
2001年公開のフランス映画。神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶのとこっそり悪戯するのが得意になったアメリ。22歳になり、モンマルトルのカフェで働く彼女は、青年ニノに出会って心ときめくが、どうしたらいいか分からず悪戯を仕掛ける…。パリ・モンマルトルを舞台に、パリジャンの日常を描きフランスで国民的大ヒットを記録した。
9位『25年目のキス』
1999年公開のアメリカ映画。 ジョジーは名門紙のコピー・エディター。高校時代はいじめに遭い、25歳になるのに本気でキスされたこともない。そんな彼女が10代の実態のリポートを命じられる。いやいや17歳に化けて高校に潜入するのだが…。ひょんなことから17歳の高校生に成りすますことで巻き起こる騒動を描いた学園ロマンチック・コメディ。
10位『(500)日のサマー』
2010年公開のアメリカ映画。建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目ぼれをする。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」でしかなかった…。トムとサマーの500日の出来事を軽快に描くビター・スウィートなラブコメディ。
11位『ノッティングヒルの恋人』
1999年公開のアメリカ映画。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが…。有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く。
12位『恋人たちの予感』
1989年公開のアメリカ映画。初対面で最悪の印象を互いに持った二人が、“男女の間に友情は成立するか”という命題に苦悩しつつ、11年の後に結ばれるコメディ・タッチのラブ・ストーリー。散文詩的な作りの中で魅力をフルに発揮した主演二人とNYの色々な顔を美しく捉えたバリー・ソネンフェルドの撮影が素晴らしい。
13位『ザ・エージェント』
1997年公開のアメリカ映画。 有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高価な年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさりとクビになってしまう。彼に好意を抱き、彼の提案書にも共感をする同僚だったドロシーと共に会社を立ち上げ、仕事の成功のために努力していくが、その中で「本当に重要なものは何か」を知ることになっていく。
14位『シザーハンズ』
1991年公開のアメリカ映画。丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが…。純真無垢な心を持つ人造人間と少女の交流を描いたファンタジー映画。
15位『恋人までの距離』
1995年公開のアメリカ映画。列車の中で出会ったアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。意気投合した彼らはウィーンで途中下車し、14時間だけという約束で一緒に過ごすことにするが…。列車の中で偶然出会った一組の男女が織り成す極上のラブ・ストーリー。ベルリン国際映画祭監督賞を受賞した。
16位『プライドと偏見』
2006年公開のアメリカ映画。ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』をキーラ・ナイトレイ主演で映画化した文芸ラブ・ストーリー。“プライド”と“偏見”が邪魔をして素直になれない男女の恋の行方を、雄大なロケーションを背景に活き活きと描き出す。
17位『イングリッシュ・ペイシェント』
1997年公開のアメリカ映画。撃墜されたイギリスの飛行機から、全身に火傷を負った男が助け出された。記憶を失っていたために“英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、少しずつその記憶を回想する…。第二次世界大戦時代の北アフリカを舞台に、戦争で傷を負った男と、人妻との不倫を描く。第69回アカデミー賞作品賞受賞。
18位『17歳の肖像』
2010年公開のイギリス映画。60年代初頭のロンドンを舞台に、多感で好奇心旺盛な16歳の少女が、はるかに年の離れた30代のプレイボーイと恋に落ちたことで体験する危うくも刺激的な日々と、揺れる心の軌跡を瑞々しいタッチで綴る思春期ドラマ。第82回アカデミー賞作品賞受賞。
19位『ビフォア・サンセット』
2005年公開のアメリカ映画。 95年のヒット作「恋人までの距離」=原題「ビフォア・サンライズ」の続編を9年振りに映画化。前作の主人公2人が9年後にパリで再会する。ジェシーは結婚して子供も生まれ、作家となってパリの書店に講演にやってくる。セリーヌは環境保護団体で働き、今は旅行中の写真家の恋人と同居しているが、ジェシーの講演会に現れる…。第77回アカデミー賞脚色賞受賞。
20位『ロスト・イン・トランスレーション』
2004年公開のアメリカ映画。CM撮影のために東京にやってきたハリウッドの中年男優。カメラマンの夫に同行して東京にやってきてホテルの部屋で過ごす若い妻。見知らぬ異国の街で出会った、年齢も性別も違う2人が夜の都市をさまよう。東京を舞台に、倦怠期のハリウッド・スターと、孤独な若いアメリカ人妻の淡い出会いと別れを描く。
21位『ロミオ&ジュリエット』
1997年公開のアメリカ映画。シェイクスピアの古典劇「ロミオとジュリエット」の舞台を現代に置き換え映画化したラブストーリー。ベローナ・ビーチで勢力を二分するモンタギュー家とキャピレット家は、長年にわたって抗争を繰り返していた。そんなある日、キャピレット家の仮装パーティに潜りこんだモンタギュー家のひとり息子ロミオは、そこで出会ったキャピレット家の娘ジュリエットと瞬く間に恋に落ちる。
22位『ラブ・アクチュアリー』
2004年公開の米英合作のロマンティック・コメディ映画。3クリスマス間近のロンドンを舞台に、英国首相からプータローまで、老人から11歳の少年まで、さまざまな職業と年齢の男女19人が織りなす群像ラブ・ストーリー。豪華キャストの集結も見所である。
23位『美女と野獣』
1992年公開のアメリカ映画。魔女によって醜い獣の姿に変えられた王子が住む城。そこに、ひとりの老人が迷い込む。老人を捜していた彼の娘もやって来る。娘は自分が住み込みの奉公をする代わりに、父を解放してもらう。野獣は娘とともに暮らすうちに少しずつ人間の心を取り戻していくのだが…。第64回アカデミー賞でアニメとしては初の作品賞にノミネートされたディズニー・アニメ。
24位『永遠の僕たち』
2011年公開のアメリカ映画。交通事故で両親を失い、自身も臨死を体験した少年、イーノック。以来、日本人の特攻青年ヒロシの霊が見えるようになっていた。そんなある日、他人の葬式に紛れ込んでいイーノックは、余命3ヵ月の少女アナベルと出会う。死によって結びついた2人の仲は急速に深まっていくが…。死にとらわれた少年を主人公に描く奇妙で切ないピュア・ラブストーリー。
25位『恋愛小説家』
1998年公開のアメリカ映画。書いた本はすべてベストセラーという恋愛小説家メルビン。しかし実際のは、異常なまでに潔癖性で神経質の嫌われ者。周囲に毒舌をまき散らし、友人は誰もいない。そんな彼がある日、ウェイトレスのキャロルに淡い恋心を抱く…。嫌われ者の変人小説家が、ウェイトレスや隣人との交流を通して人並みの愛を知るまでを描いたラヴ・ロマンス。第55回ゴールデン・グローブ賞で主要3部門に輝いた。
26位『プラダを着た悪魔』
2006年公開のアメリカ映画。ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説を映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。オシャレに無関心なジャーナリスト志望のアンドレアは、ニューヨークの一流ファッション誌編集部でカリスマ編集長ミランダのアシスタントとして働くことになる。一見、誰もが憧れる夢のような仕事、しかしそれはミランダの理不尽な要求に振り回される過酷なものだった。
27位『最後の初恋』
2008年公開のアメリカ映画。 「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスの同名恋愛小説を映画化。夫や娘との関係に疲れ果ててしまったエイドリアンは、友人が営むホテルの留守を預かるため、ノースカロライナの海辺の町ローダンテを訪れる。時期はずれのホテルの客は、高名な外科医ポールただ1人。それぞれ悩みを抱える2人は徐々に惹かれあっていき…。それぞれに悩みを抱えた中年の男女の運命的な恋を、切なくもロマンティックに描く。
28位『恋愛適齢期』
2004年公開のアメリカ映画。ハリーは若い女性との恋愛遍歴を重ねる63歳の独身プレイボーイ。ある時、彼は若い女性マリンと別荘で甘い週末を過ごしていた。だが、そこへバツイチの54歳のマリンの母エリカがやって来る。そんな時、突然ハリーが心臓発作で倒れてしまう。エリカは仕方なくハリーの健康が戻るまで看病することにしたのだが…。若い女性との恋愛遍歴を重ねる中年男性が、交際相手の母親に心惹かれ、そんな自分にとまどう大人のラブ・コメディ。
29位『愛と哀しみの果て』
1986年公開のアメリカ映画。 スウェーデン貴族と結婚し、ケニアに渡って来たデンマーク人の令嬢カレン。だがそこには幸せな結婚生活は無く、農場経営も思うように進まない。そんな彼女の前にサファリのガイドを務めている冒険家が現れた…。20世紀初頭のアフリカを舞台に、愛と冒険に生きたひとりの女の半生を描いた一大ロマンス。第58回アカデミー賞作品賞など7部門を受賞した。
30位『ダーティ・ダンシング』
1987年公開のアメリカ映画。1963年の夏、17歳のベイビーは一家で知り合いの山荘へ避暑に出掛けた。その夜遅く、ベイビーはボーイのビリーに案内されて、従業員だけの秘密のダンスホールに行く…。60年代を舞台に、一家で避暑地を訪れた17歳の少女が経験する恋を激しくセクシーなダンスをエッセンスに描いた青春ラブ・ストーリー。
31位『ボディガード』
1992年公開のアメリカ映画。脅迫状が次々と送り付けられる傲慢な女性シンガーを、敏腕ボディガードが警護をすることになるが、険悪な関係から次第に愛情が芽生え始める。しかし魔の手は次第に過激さを増し…。ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くラヴ・ストーリー。
32位『愛と青春の旅だち』
1982年公開のアメリカ映画。頽廃的な生活から脱出すべく、海軍士官養成学校の飛行士課程に志願するザック。そこで待ち受けるのは海兵隊軍曹の鬼教官フォーリー。脱落者が続出する13週にわたる激しい教練をこなしながら、同期との友情、芽生える愛、色々な出来事を織りなしながら成長していく青年の姿を描いていく。
33位『ひまわり』
1970年公開のイタリア映画。ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明のままの夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた…。戦争によって引き裂かれた男女の愛を描いたドラマ。
34位『ウェディング・シンガー』
1999年公開のアメリカ映画。ウェディング・シンガーのロビーは結婚式の当日に花嫁に逃げられ、失意のどん底。一方、ウェイトレスのジュリアは結婚式を控えてマリッジ・ブルー気味。二人は友達として意気投合するが、ロビーがジュリアの相談に乗るうち、互いに友情を超えた思いが芽生える…。結婚式を盛り上げるウェディング・シンガーと、マリッジ・ブルーのウェイトレスが繰り広げるラブコメディ。
35位『パンチドランク・ラブ』
2003年公開のアメリカ映画。バリー・イーガンは突然キレたり泣き出したりと、精神に問題を抱える販売員。彼の最近の関心事は、食品会社のマイレージ特典を利用して無料で飛行機に乗ること。そんなバリーはある朝、隣の修理屋へ車を預けにきたという女性リナと出会う。実は彼女はバリーの姉の同僚で、バリーの写真を見て一目惚れしてしまい、車の修理を口実に様子を見に来たのだった。やがて2人の仲は親密になっていくのだが…。
36位『ホリデイ』
2007年公開のアメリカ映画。ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく…。2人の女性が、休暇の間だけお互いの家を交換する“ホーム・エクスチェンジ”で、それぞれに運命の恋と出逢うさまを描いたロマンティック・コメディ。
37位『ショコラ』
2001年公開のアメリカ映画。古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母客の好みにあったチョコを見分ける力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていくのだが…。宗教と人間関係の複雑な絡み合い、そして大人の事情に飲み込まれている子どもたち、また、愛する人を遠く思い続ける大人たちの感情が秘められた映画。
38位『オペラ座の怪人』
2005年公開のアメリカ映画。大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの舞台「オペラ座の怪人」を映画化。19世紀のパリ、オペラ座。その地下に住む謎の怪人ファントムは、新人歌手クリスティーヌに惹かれ、姿を隠して歌を指導し彼女に主演させるためベテラン女優を負傷させるが、クリスティーヌは青年貴族ラウルと恋に落ちる。
39位『風と共に去りぬ』
1952年公開のアメリカ映画。アカデミー9部門(作品・主演女優・助演女優・監督・脚色・撮影・室内装置賞・編集賞にタールバーグ記念賞)受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作。南北戦争前後のアトランタを舞台に、炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を、完璧なまでの配役と、この上ないほどの豪華なセットや衣装を用いて描いたロマンスの金字塔的作品。
40位『ビッグ・フィッシュ』
2004年公開のアメリカ映画。ダニエル・ウォレスの同名小説を映画化した。パリで幸せに暮らすジャーナリストのウィル。彼の父エドワードは自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了するのが得意だった。ウィルは3年前の自分の結婚式で父と喧嘩して以来不和が続いていた。そんなある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け、ウィルは妻を連れて実家へと向かう…。
41位『ONCE ダブリンの街角で』
2007年公開のアイルランド映画。ダブリンのストリートで自作の歌を奏でる男の前に、ひとりの女が現れる。彼女のピアノにほれ込んだ男は、彼女のために曲を書き、2人のセッションは美しいハーモニーを奏でる…。アイルランドのダブリンを舞台に、地元の男とチェコ移民の若い女がストリートで出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを描いた感動ラブ・ストーリー。第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞。
42位『魔法にかけられて』
2008年公開のアメリカ映画。魔法の国で暮らすジゼルは、王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれてしまう。今までいた世界の常識が通じず困り果てていた彼女は、超現実主義の弁護士ロバートと出会う…。ディズニーアニメのプリンセスが実写の世界へ迷い込んだことで起こる大騒動を描いたファンタジック・コメディ。
43位『恋におちて』
1985年公開のアメリカ映画。クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランクとモリー。二人はデートを重ねる度に精神的に魅かれ合って行く。だが、それぞれには家庭があり、いけないと思いながらも互いの感情を抑えられなくなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまい…。いくつになっても変わることのない恋愛感情を、自然なムードで展開するロマンチックな大人の純愛作品。
44位『いつか晴れた日に』
1996年公開のアメリカ・イギリス合作映画。過酷な運命に翻弄されながらも、三姉妹が多難な恋を通して成長し真実の愛を得るまでを、様々な人物模様を交えて情緒豊かに描く恋愛ドラマ。第68回アカデミー賞で脚色賞を受賞した。
45位『ある日どこかで』
1981年公開のアメリカ映画。リチャード・マシスンのSF小説を映画化した。1972年、母校で自作舞台の初演を迎えていた新進劇作家のリチャードは、白髪の老婦人から古い金時計を渡される。その8年後、母校を再訪した彼は街のホテルにかかっていた肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女は、かつての老婦人の若き日の姿だった…。
46位『シティ・オブ・エンジェル』
1998年公開のアメリカ映画。天使のセスは死者の魂を天国に導く役目を担っている。そんな彼は、ある日医者のマギーに出会い、恋に落ちてしまう。しかし、天使である彼は、感覚が備わっていないため、彼女を抱きしめることも出来ない。思い悩んだ末、永遠の命を犠牲にして天使から人間になることを決意する…。地上の女性と恋に落ち、人間になることを決めた天使の姿を描いたラヴ・ストーリー。
47位『恋におちたシェイクスピア』
1999年公開のアメリカ映画。スランプに陥っていた劇作家シェイクスピアはオーディションにやって来た一人の若者トマス・ケントを追ってとある屋敷へたどり着く。そこには以前、芝居の最中に目を留めた美しい女性ヴァイオラの姿があった。シェイクスピアと彼を信奉するヴァイオラはたちまち恋におちてしまう。文豪シェイクスピアの秘められた恋物語を劇中劇と絡めて織り成した一大ラヴ・ロマンス。第71回アカデミー作品賞受賞。
48位『めぐり逢えたら』
1993年公開のアメリカ映画。妻を失ったヤモメの男が、あるクリスマスの晩にラジオ番組でその心情を切々と語る。遠く離れた地でこの番組を聞いた婚期ギリギリのOLが彼にいたく共鳴、彼女は婚約者を振り切ってヤモメ男にコンタクトしようとするのだが…。
49位『ユー・ガット・メール』
1999年公開のアメリカ映画。小さな絵本の店を経営しているキャスリーンは“ショップガール”というハンドルネームを持ち、顔も知らない“NY152”というハンドルネームの男性とメールのやり取りをすることを日々の楽しみにしていた。彼女の本屋の近くに大手の本屋チェーンがオープンするが、その経営者が実は“NY152”のジョーであった…。インターネットで知り合った男女の運命的な恋を描いたラブ・ストーリー。
50位『ティファニーで朝食を』
1961年公開のアメリカ映画。NYの安アパートに暮らすホリーの日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを見ながら、朝食のクロワッサンを食べることだった。ある日彼女のアパートの隣室に、作家志望の青年ポールが越してきた。ポールはたちまち、不思議な魅力をもつホリーに惹かれていく…。どこまでも魅力的なヘプバーンとペパードの都会派センスが溢れる洒落たラブ・ストーリー。
日本で公開された年を記述。映画.com調べ