• カテゴリーから選ぶ

大奥/年代流行

スポンサーリンク

大奥
  • 作者名:よしながふみ
  • 連載誌:MELODY
  • 出版社:白泉社
  • 単行本:全19巻

【解 説】
若い男性だけが罹患する奇病・赤面疱瘡の流行が原因で、男性の数が女性の1/4まで減少しているという設定のもとに、江戸時代の日本を描いた作品。女性である徳川吉宗が病の根絶をめざす。

【あらすじ】
江戸幕府将軍・徳川家光の時代、関東のとある田舎村で熊に襲われた少年を発端に、後に「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。
この病は「若い男子にのみ感染」「感染すれば致死率80%」ということ以外対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の約1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、他家に婿に行くか、婿の取れない貧しい家に一晩いくらで貸し出されるか、遊郭で体を売るかの人生を送ることに。
一方、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも三代家光以降将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男三千人などと称される男の世界が築かれていた。

HOMEへ戻る