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海が走るエンドロール/年代流行

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海が走るエンドロール
  • 作者名:たらちねジョン
  • 連載誌:ミステリーボニータ
  • 出版社:秋田書店
  • 単行本:既刊3巻(2022年7月14日現在)

【解 説】
映画を作りたい側の人間であると自覚した65歳の女性が、映画制作に挑戦する様子を描いた作品。

【あらすじ】
主人公・茅野うみ子は夫と死別したばかりであった。夫との映画鑑賞が好きだったうみ子は、数十年ぶりに映画館に足を運んだが、映画の上映中に、夫との初デートで映画ではなく「映画を観てる人が好き」だと指摘されたことを思い出し、劇場内で客席を見ていた。上映後にそのことを映像専攻の美大生・海に指摘され、会話をきっかけに家に招く。
2人で『老人と海』を鑑賞した後、海に「映画作りたい側」ではないのか、「今からだって死ぬ気で映画作ったほうがいい」と言われたうみ子は、自分は「映画を撮りたい側」であると自覚し、「映画づくりを学ぶ」ために美術大学の映像科に入学する。
同級生との映画製作や海が映画監督のもとで修業することを意識したことにより感情が揺さぶられたうみ子であったが、自身について再認識し、海を撮ることを決意したのであった。

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