ポーの一族 ユニコーン/年代流行
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- 作者名:萩尾望都
- 連載誌:flowers
- 出版社:小学館
- 単行本:1巻
【解 説】
旧作のラストに直結する新エピソード開幕! 40年ぶりの新作発表で話題となった『ポーの一族 春の夢』の続刊。旧作のラストエピソード「エディス」で炎にのまれたアランとその後のエドガーそしてバンパネラ一族の運命が紡がれる衝撃の新エピソードです。
【あらすじ】
2016年、ミュンヘンで、ファルカはエドガーと再会を果たす。しかし、エドガーは触れた瞬間に相手の“気”を吸いつくしてしまう危険な状態にあった。エドガーは、1976年エヴァンズ家の火災から“目”の力で、老ハンナに拾われてメリーベルと共に育てられた“グールの丘”と呼ばれる場所[注 2]の地下の墓地の崩れた洞窟に移動していた。ひどく衰弱したエドガーは“グール”のような怪物の姿に変化してしまい、前年の暮れにアーサー・トマス・クエントン卿を訪れ、彼のもとでようやく、やせて少し小さくなってしまってはいたものの、元の姿に回復できたのであった。しかし、指はまだ回復していないため黒い手袋をはめていた。そして、エドガーはほとんど炭と化した塊のアランを元に戻して欲しいとファルカに頼む。