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ゴールデンカムイ/年代流行

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ゴールデンカムイ
  • 作者名:野田サトル
  • 連載誌:週刊ヤングジャンプ
  • 出版社:集英社
  • 単行本:既刊15巻(2018年9月現在)

【解 説】
明治時代末期、日露戦争終結直後の北海道周辺を舞台とした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。また戊辰戦争・日露戦争・ロシア革命などの歴史ロマン要素のほか、狩猟・グルメ要素、アイヌなどの民俗文化の紹介要素も併せ持つ。

【あらすじ】
日露戦争終結後のとある冬、元陸軍兵の杉元佐一は、幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るため北海道で砂金を採っていたところ、アイヌが秘蔵していた金塊のことを知る。直後に杉元は冬眠明けのヒグマに襲われ、窮地をアイヌの少女・アシㇼパに救われる。
作中より5年前、アシㇼパの父・ウイルクを含むアイヌを殺害し[註 6]金塊を奪った男・のっぺら坊[註 7]は、網走監獄の獄中から仲間に金塊の在処を伝えるべく、同房の囚人たちの体に金塊の隠し場所を示す入れ墨を彫り、脱獄させた。その「刺青人皮」は獣の皮のように剥がし、全てを集めて暗号を解く必要がある。杉元は治療費分を得ること、残りの金塊をアイヌの手に戻しウイルクの仇を討つことを条件に、アシㇼパと行動を共にすることになる。
同じく金塊を狙う陸軍第七師団歩兵第27聯隊[註 3]に所属する情報将校・鶴見中尉は、日露戦争で活躍しながら報われなかった師団員のため北海道征服を目論んでおり、その軍資金を必要としていた。しかしその理想にはついていけない造反組がおり、その中で生き残った尾形百之助は第七師団を離脱、二階堂浩平は鶴見との取引に応じ原隊復帰する。
脱獄囚の中には戊辰戦争で死んだはずの土方歳三がおり、彼もまた、かつての盟友・永倉新八と合流し、入れ墨の囚人のうち何人かを仲間に加え、尾形を用心棒とし、蝦夷共和国を再興するために金塊を追い求めていた。

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