舞姫 テレプシコーラ/年代流行
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- 作者名:山岸凉子
- 連載誌:ダ・ヴィンチ
- 出版社:メディアファクトリー
- 単行本:10巻
【解説】
バレエという夢舞台の裏側の、少年少女達の厳しすぎる現実をもえぐり出した物語。2007年第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
【あらすじ】
埼玉県のベッドタウンで暮らす小学校5年生の篠原六花。彼女はひとつ上の姉である千花と、自宅にてバレエ教室を営む母のもとで、バレエを習う少女である。おっとりした性格の六花は、優秀で明確な意思を持ってプロバレリーナを目指す姉の千花と比べられながらも、ただ踊るのが好きでのんびりとバレエをやっていた。
夏休み明けの新学期。奇妙な転校生の須藤空美が現れる。醜い外見からは想像もつかないが、彼女のアンドゥオールの足や180度に開く脚を見た六花には、彼女はバレエをやっているとしか思えなかった。その頃六花はバレエダンサーとしては致命的ともいえる自分の身体的欠陥を知らされる。一時はバレエを止める決意までしたが、空美の踊る姿を見て再びバレエへの気持ちを取り戻すのだった。