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妖しのセレス(マンガ)/年代流行

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妖しのセレス
  • 作者名:渡瀬悠宇
  • 連載誌:少女コミック
  • 出版社:小学館
  • 単行本:14巻

【解説】
天女を題材にし、サスペンスやSF要素を織り交ぜたファンタジー漫画。第43回(平成9年度)小学館漫画賞を受賞。

御景妖は、大財閥である御景家に連なるものの、両親と双子の兄―明と共に、ごく一般的な家庭で普通の女子高生として暮らしていた。
しかし、16歳の誕生日に御景一族の慣例に従い、家族4人で本家の呼び出しに出向いた時から、人生が一変する。一族が揃う中、ミイラの手首を見た途端に妖は変身、明は全身に切り傷が現れた事で、自らが御景家の祖先であり、一族の災いの元になるといわれる天女の力を最も強く引き継ぐ生まれ変わりであると知らされる。
災いを恐れる親族一同に、その場で殺されそうになった妖を助けたのは、危機を察した天女の血を引くという女性―梧納涼だった。納涼とその義弟―雄飛に保護された妖は梧家に居候しながら、徐々に自らの先祖である天女―セレスに目覚めていく。
やがてセレスと対話するようになった妖は、セレスが追い求める羽衣を探す旅に出発し、同じく天女の子孫である来間千鳥(パラス)や司珠呂(ジュノー)との出会いで、御景一族によるC計画で、各地の天女の子孫達が次々に悲惨な状況に追いやられている現実を知る。

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