百鬼夜行抄(マンガ)/年代流行
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- 作者名:今市子
- 連載誌:ネムキ
- 出版社:朝日新聞出版
- 単行本:22巻
【解説】
基本的には1話完結のストーリー。ジャンルはホラーだが、伏線が張ってあることが多くミステリー的な要素も含まれている。一般的な妖怪物・霊能物のセオリーとも言うべき勧善懲悪的な退治や除霊というよりも、普通の生活には存在しない幻想的な世界や物語を描く事をメインに置いた作品である。
2006年「平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭」漫画部門優秀賞を受賞。
【あらすじ】
不可思議な力を持っていた幻想作家・飯嶋蝸牛。その孫である飯嶋律と従姉の飯嶋司、広瀬晶は祖父からの遺伝で魑魅魍魎と触れ合う能力を持つ。
そして有る出来事から命を落とした律の父・孝弘の体を借りた妖魔青嵐、庭の桜の木に住む酒好きな使い魔尾黒・尾白と生活していく中で、常人の目に映らぬ世界に住む妖怪や妖魔らと関わる様子を幻想的なタッチで描いている。