砂時計(マンガ)/年代流行
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- 作者名:芦原妃名子
- 連載誌:Betsucomi
- 出版社:小学館
- 単行本:10巻
【解説】
砂時計をテーマとした現在、過去、未来をつなぐ恋の物語であり、少女期から大人への季節の移り変わりと心情を緻密に描いている。
2005年、第50回(平成16年度)小学館漫画賞少女向け部門を受賞。
【あらすじ】
主人公の植草杏(うえくさあん)は、12歳の冬に両親の離婚を機に母親 美和子の実家・島根に越してきた。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーがないと感じた杏。だが、近所に住む北村大悟(きたむらだいご)と知り合い、徐々にその田舎の雰囲気に慣れていくようになる。
そんな中、彼女を支える母親が仕事中に倒れてしまい、自分が「がんばれ」と言って母親を追い込んでしまったと責任を感じた杏は、母親を少しでも助けようと仕事を探す。そして大悟と共にお手伝いに行った村の地主「月島家」で、杏は同い年の月島藤(つきしまふじ)と妹の椎香(しいか)に出会う。
4人はいつしか行動を共にするようになり、杏は嫌で嫌でたまらなかったこの村に居場所を見つける。