超獣戦隊ライブマン/年代流行
- 放送期間:1988年2月27日~1989年2月18日
- 放送日時:土曜日(18:00~18:25)
- 原作:八手三郎
- オープニング:超獣戦隊ライブマン(嶋大輔)
- エンディング:明日に生きるぜ!(嶋大輔)
- 放送局:テレビ朝日
- 出演: 嶋大輔、西村和彦、森恵、山口正朗、河本忍、中田譲治 ほか多数
【解説】
同じ研究機関の学友と戦う道を選んだ若者たちによる、苦難の青春と心の葛藤が描かれている。
「競争主義と学歴社会への警鐘」が本作のテーマで、風刺色のつよいブラックジョーク的なコミカルさをもった作風となった。
初期メンバーのスーツカラーは赤・青・黄の三原色で構成されていて初のブルーの女性戦士が誕生した。
【あらすじ】
世界中の天才が集まる科学者育成学校「科学アカデミア」。世界各国にいくつかの系列校が存在し、同じ年頃の青年たちが日々発明と研究にいそしんでいた。その中の一つ、スペースアカデミア号作成に向け熱気覚めやらない日本に近い分校の一つでは、課題である宇宙空間活動用スーツの開発を行っていた。
矢野卓二、相川麻理、天宮勇介、大原丈、岬めぐみ。スペースアカデミアのパイロットを夢見る仲のいい5人はその夜も実験を野外で行っていたが、同じ学友の月形剣史、仙田ルイ、尾村豪の3人が謎の宇宙船に乗り込もうとするのを目撃する。不吉なものを感じた勇介は引き止めようとするが、剣史は彼らにレーザー銃を向け、卓二と麻理は3人を助けるために盾となり凶弾の前に倒れてしまう。そして剣史たちは宇宙船に乗って何処へともなく姿を消した。
それから2年後、悲願だったスペースアカデミア号の打ち上げの日。選ばれし天才だけで人類支配を企む大教授ビアス率いる武装頭脳軍ボルトが攻撃をかけてきた。スペースアカデミア号は大破、科学アカデミアも全滅してしまった。辛くも生き残った勇介・丈・めぐみらが見たものは、ボルトの手によって悪魔と化した剣史たち3人の姿だった。
だが勇介たちも親友・卓二、麻理の仇を討たんと、2年間アカデミアの校長だった星博士の支援のもと、実験していた宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツと3台のメカを製作していた。超獣戦隊ライブマンとなった彼らは地球の「生きとし生けるものたち」を守るため、そしてかつての友の暴挙を食い止めるために闘う。