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グッドラック/年代流行

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グッドラック
  • 発売日:2004年6月
  • 著者:アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス
  • 出版社:ポプラ社
  • ページ数:119ページ

【解説】
それは五十四年ぶりの運命の再会だった―。公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も、財産も、すべてを失い変わり果てた友人に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語をかたった。奇蹟のラストへ、七日間の旅が始まる。

【内容】
はるか昔、王国の騎士たちを統率し平和を保っていた魔術師マーリンがいた。ある日マーリンが騎士たちを集め、今日から七日目の朝、「魅惑の森」に生える魔法のクローバーを探して欲しいと告げた。魔法のクローバーは手にした者に幸運をもたらしてくれるという四つ葉のクローバーで愛、仕事、富の全てに幸福をもたらしてくれる。
しかし、「魅惑の森」は王国じゅうの街を合わせたよりも広いため騎士たちはあきらめていた。その中で二人の騎士シドとノットが行く決意をした。二人はそれぞれ違う方法で魔法のクローバーを求める。ノットは実はこの森には生えないといわれたが信じることができなくて、ただ運が自分に向いてくるように祈ってさまようだけだった。
シドも同じようにこの森には生えないといわれたのだが、疑うこともせずどうして生えないのかという理由を聞き、生える条件を自分で考え、森の主や湖の女王に助言をしてもらいながら自分の手で魔法のクローバーを咲かせようとした。二人の前に悪名高き魔女モルガナが現れマーリンが嘘をついてだましたのだと惑わしマーリンを殺せば魔法のクローバーの場所を教えると誘惑した。
ノットはこれを真に受け怒ったが、シドは耳を傾けることはなかった。ついに七日目の朝になり、きちんと下ごしらえをしたシドには魔法のクローバーを手にすることができた。何もすることなく幸運が訪れるのを待っていただけで下ごしらえをしなかったノットには手にすることはできなかった。

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