再流行ファッション(リバイバル)/年代流行
ここ数年は、ファストファッションの影響も手伝ってか、流行がめまぐるしく変わる傾向にあります。
かつて大流行したアイテムが近年再度トレンドとして流行している商品をご紹介します。
カチューシャ
手ごろな値段な上に、ヘアセットをしなくてもつけるだけでオシャレ度があがる便利なアイテム。大きなリボンのカチューシャをつける若者が増えた。
カンカン帽
元々は西洋で取り入れられていた帽子で、日本では明治の末から流行りはじめた。大正時代には洋装・和装問わずにカンカン帽を被るスタイルが流行し、昭和の初めまで続いた。夏場に若い女性の間で取り入れられていた。
オーバーオール
オールインワンタイプは部屋着だけでなく、外出先でもラクで動きやすいのが人気の秘密になっている。Tシャツとの相性が良い。デニムだけでなく多様なデザインや生地で季節を問わず着られる。
大きい黒縁のメガネ
通称アラレちゃんメガネ。メガネが大きい分小顔に見える効果がある。ブームの火付け役は20歳前後の〝ギャル〟たち。イメージチェンジを楽しむ小道具として、お姉さん世代に支持が広がっている。
ケミカルジーンズ
80年代後半~90年代前半にかけて、いわゆる「アキバ系」と呼ばれる人たちの定番ファッション。今流行っているのは1980年代のケミカルウォッシュのイメージとはやや異なりそれほど違和感はない感じ。全体的に細身のシルエットの「スリムタイプ」が主流でまだら具合も控えめ。
キュロットパンツ
1990年代前半に流行った。ショートパンツには抵抗があった人もキュロットスカートなら取り入れやすのも再流行の要因。ショートパンツよりエレガントで、スカートよりスポーティなイメージなので、シーンを選ばず活躍してくれる。
プロデューサー巻き
カーディガンを背中に羽織り、両袖の部分を胸の前で結ぶのが基本。1990年前後のバブル景気の中、当時花形職業であった成長著しいテレビ局のディレクター・プロデューサーが好んで着こなしていたとされ、テレビ局の業界人を象徴する着こなしとして定着した。2013年春夏から10代から20代の男女を中心に再び流行を見せはじめ、多くのファッション誌やテレビ番組などで取り上げられている。