• 2023年12月22日【124分】ビターズ・エンド
• 監督：ヴィム・ヴェンダース
• 脚本：ヴィム・ヴェンダース
• 主題歌：
• 出演：役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ　ほか

【解説】
ドイツの名匠ビム・ベンダースが、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。第96回アカデミー賞では日本代表作品として国際長編映画賞にノミネートされた。

【あらすじ】
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。