2023年 新語・流行語大賞/年代流行
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アレ(A.R.E.)(年間大賞)
阪神の岡田監督が選手が優勝を意識しすぎず普段通りにプレーできるように、優勝のことを「アレ」と表現した。その結果、阪神タイガースが日本シリーズを制し1985年以来38年ぶり2度目の日本一となった。
新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
新しい学校のリーダーズは、2020年に発表した楽曲「オトナブルー」が昨年から今年にかけてSNSを中心に大ヒットし、知名度が一気に飛躍した。「オトナブルー」のサビで彼女たちが踊っているユニークな振付「首振りダンス」とともに大きな話題を呼んだ。
ペッパーミル・パフォーマンス
3月に行われたWBCでラーズ・ヌートバー選手がヒットを打った時に披露したパフォーマンス。「小さなことからコツコツと継続して進んでいけば良いことが起きる」という意味が込められており、観客席や家庭で一緒になって応援できることから国民に広まった。
蛙化現象
恋愛感情や好意を抱いている相手のささいな言動が気になり、気持ちが急速に冷めてしまう現象のこと。アイドルやアニメ、SNS、ゲームなどのバーチャルな世界と接点の多いZ世代を中心に共感し合っていた。
生成AI
生成AIとは「ジェネレーティブAI」とも呼ばれ、さまざまなコンテンツを生成できるAIのこと。その一種である「ChatGPT」は、まるで人間と対話しているかのように質問した内容に瞬時に回答してくれ社会現象にまでなった。
地球沸騰化
世界は強烈な暑さに見舞われ、ヨーロッパでは熱波で死者が出たり森林火災が相次いだ。日本でもこの夏、最高気温35℃以上の「猛暑日」の日数が最多となり、日本近海の海面水温は過去最高を記録した。
観る将
自分が指すのではなく、対局中継などを観ることを楽しむファンのこと。藤井聡太八冠の活躍やAI評価値の進化により、将棋を観戦するファンが増えた。
闇バイト
SNSやインターネット掲示板などで募集され、短時間で高収入が得られるアルバイト。詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用され自らも犯罪者となってしまい近年社会問題となっている。
4年ぶり/声出し応援
新型コロナウイルスの感染状況が緩和されてきたことで「4年ぶり」に「声出し応援」が復活した。野球のWBC、プロ野球、高校野球、サッカー日本代表、Jリーグなど、試合会場などでの観客の声が選手らの背中を押した1年だった。
OSO18/アーバンベア
人がクマに襲われる被害が相次ぎ、統計開始以降最多となった。そんな熊に名づけられたコードネームが「OSO(オソ)18」。最初に被害が出た場所が北海道標茶町のオソツベツであったことと、前足の幅が18センチだったことからそうよばれた。