2021年 新語・流行語大賞/年代流行
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村神様(年間大賞)
日本選手シーズン最多の56本塁打を放ち、最年少で三冠王に輝いたプロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆選手がその神懸かった活躍から「村神様」と呼ばれるようになった。
キーウ
ロシアによるウクライナ侵攻の終わりが見えない中、政府がウクライナの首都をロシア語「キエフ」からウクライナ語の「キーウ」に読みを変更すると発表した。外務省が3月31日に、ウクライナとの連帯を示す目的で関係各省に通知。報道各社も準じて浸透した。
きつねダンス
プロ野球日本ハムの「ファイターズガール」がホームゲームなどで、「みみカチューシャ」と「しっぽ」を付けて踊るパフォーマンスダンス。今年3月31日の本拠地開幕3戦目で初披露されると、TikTokなどSNSを通じて大人気に。ダンス動画ブームなども重なって注目が集まった。
国葬儀
安倍晋三元首相が銃撃され死亡したことに伴い、9月27日に国葬儀が実施された。閣議決定での挙行に国民の賛否が割れた。
宗教2世
特定の信仰、信念を持つ親、家族の下で、その教団の教えの影響を受けて育った世代を指す。安倍晋三元首相の銃撃事件後に容疑者の背景から注目を集めるようになった。
知らんけど
文末に付けて、断定や責任を避ける、あいまいな表現をした言い方。 責任逃れというだけでなく、全てをひっくり返すような言い回しが若者中心に話題となった。
スマホショルダー
スマートフォンを肩に斜め掛けできるタイプのケースのこと。手ぶらで行動できることから、女性を中心に流行した。形状はスマホケースにストラップが付いたシンプルなものから、コインやカードを収納できるものまで様々なものがある。
てまえどり
スーパーやコンビニなどで、商品棚の「手前」から商品を選んでもらえるようにする啓発運動のこと。消費期限の早い手前の商品を選ぶことで、まだ食べられる食品を廃棄することになる「食品ロス」の削減にもつながる。
Yakult(ヤクルト)1000
ヤクルト史上最高密度の「乳酸菌シロタ株」を含んでいる飲料。ストレス緩和や睡眠の質向上により、腸内環境を良くしてくれる効果を報告するSNSなどでの投稿が相次ぎ、全国的に品薄状態が続いた。
悪い円安
円相場は1ドル145円台まで下がり、98年以来24年ぶりの円安となった。ロシアによるウクライナ侵攻など、急激な円安を背景に、食料品、日用品、電気、ガスなどあらゆる分野で値上げが相次いだ。賃金が上がらない中での物価高により生活が厳しく圧迫した。