2021年 新語・流行語大賞/年代流行
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リアル二刀流/ショータイム(年間大賞)
大谷選手が大リーグで投打の二刀流に挑戦し、ホームラン46本、100打点、26盗塁、9勝、156奪三振という好成績zを残しア・リーグの最優秀選手(MVP)を獲得した。大谷選手の登場時などに実況アナウンサーらが使用した言葉「ショー(翔)タイム」も話題となった。
うっせぇわ
Adoのメジャー1作目の配信限定シングル。つい口ずさんでしまう中毒性のある歌詞などが大きな話題を呼んでTikTokやSNSで急速に拡散され、YouTube再生回数は1億回再生、ニコニコ動画では500万回再生を記録した。
親ガチャ
ソーシャルゲームのガチャのように何が出てくるかわからないことから、子どもは親を自ら選ぶことはできず運任せという意味。生まれた時の環境や親で自分の人生が決まってしまうという人生観が若者に広がっていることが問題提起にもなった。
ゴン攻め/ビッタビタ
東京五輪のスケートボード解説でプロスケートボーダーの瀬尻稜さんが発した言葉。難所をガンガン攻めることを「ゴン攻め」と言ったり、技が狙い通りに決まったことを「ビッタビタ」と独特な言葉で表現した。言葉の響や語呂の良さから話題となりみんなが真似して使った。
ジェンダー平等
世界中の人々が豊かに暮らし続けていくために国連が採択したSDGsの17の目標にもなっている指針で、すべての人が性別にかかわらず平等な機会と権利をもち得ることを意味する。「男の子は青、女の子はピンク」とか、「お父さんは会社で働いて、お母さんは家で家事をする」というよう偏見を無くしていく社会を目指す。
人流
コロナ禍で頻繁に使われるようになった言葉。毎日ニュースで都心の交差点の映像を流し人の流れの増減に注目が集まった。
スギムライジング
東京パラリンピックのボッチャで金メダルを獲得した杉村英孝選手の得意技。球の密集地帯で、目標のジャックボール近くに乗り上げるようにして置く難度高い技。ボッチャは障がいの有無にかかわらず、楽しめるスポーツなので共生社会を体現できる象徴的なスポーツとして選考された。
Z世代
1990年後半から2000年代に生まれた人を指す言葉。物心がついたときからすでにデジタル技術が発達しており、スマホを日常的に使いこなしSNSにも親しんできたことから、ソーシャルメディアでのコミュニティ形成を重視するのが特徴。東京五輪で10代のスケボー女子たちがライバルにもかかわらず練習の技を動画で撮ってシェアする姿が価値観の違いを見せたことから話題となった。
ぼったくり男爵
新型コロナ感染爆発の中、東京五輪を開催を強硬に主張した国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長をやゆした表現で、米ワシントン・ポスト紙のコラムに登場した「Barron Von Ripper-off」を和訳したもの。
黙食
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として会話をせず、無言で食事をすることを政府から呼び掛けられた。会話をすると飛沫で感染してしまうことから飲食店でアルコールが制限され、営業時間も短縮された。21頃をすぎると繁華街から明かりが消えるという現象が起こった。