物語のおわり(文庫本)/年代流行
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- 著者:湊かなえ
- 発行日:2018年1月4日
- 出版社:朝日新聞出版
- ジャンル:短編小説
- ページ数:360
【解説】
本書は8編からなる短編集。結末が書かれていない小説「空の彼方」から物語は始まる。
結末はどんなかな、と気になりながら読み進めると、章がかわり別の人物が主人公の物語に移り変わり、小説「空の彼方」を譲り受ける。
【あらすじ】
妊娠三ヶ月で癌が発覚した智子、父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする拓真、志望した会社に内定が決まったが自信の持てない綾子、娘のアメリカ行きを反対する水木、仕事一筋に証券会社で働いてきたあかね。
人生の岐路に立ったとき、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。
果たして本当の結末とは――。あなたの「今」を動かす、力強い物語。