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君の膵臓をたべたい(文庫本)/年代流行

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君の膵臓をたべたい
  • 著者:住野よる
  • 発行日:2017年4月27日
  • 出版社:双葉社
  • ジャンル:青春小説
  • ページ数:328

【解説】
2016年「本屋大賞」第2位を初め、多数のランキングで上位に選出されるなど、高く評価されている。2017年に浜辺美波と北村匠海主演で実写映画化され、2018年にアニメ映画化された。

【あらすじ】
主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの本を拾う。その本は「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。
「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は、恋人や友達を必要としない「僕」が、初めて関わり合いを持ちたい人に自分を選んでくれたことにより「初めて私自身として必要とされている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていった。
しかし、余命を全うすることなく、4週間の入院治療から解放されたその日に桜良は通り魔に刺されて亡くなってしまう。「僕」は桜良の通夜や葬儀に参列せず、数日後に桜良の家を訪れる。

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