日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ(文庫本)/年代流行
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- 著者:森下典子
- 発行日:2008年10月28日
- 出版社:新潮社
- ジャンル:エッセイ
- ページ数:252
【解説】
2018年10月13日に黒木華主演で映画化された。
母の勧めで20歳の時に「お茶」を習い始めた著者が25年間にわたって茶道教室に通い続ける中で、年月を経て成長していく過程での出来事を「お茶」の基本も交えつつユーモラスに、また切なく描き、「お茶」を通じて人生において大切なこと、人生のあり方、尊さ、幸せについて綴る。
【あらすじ】
大学生の典子は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉・美智子とともに、タダモノではないという噂の茶道の先生・武田のおばさんの指導を受けることになる。
大学を卒業しても、いまだに就職もせずに30代に突入した典子は、大学を卒業して茶道をやめ、すぐに就職をし、お見合いをするために退職し、婚約をして子どもも生まれた美智子との間に遠い距離を感じていた。
そんな中、10年間辞めずに続けてきた茶道でさまざまな後輩との出会いを通して大切なことをたくさん学んだ典子はやっと出版社に面接をしに行くことになった。だがそれもダメで、ずっと付き合っていた彼氏とも別れても落ち込んでいた中、父親の死を知り、武田のおばさんと泣いた。
それから典子は立ち直りもう一度全てやり直そうと決意する。