• 著者：宮下奈都
• 発行日：2018年2月9日
• 出版社：文藝春秋
• ジャンル：小説
• ページ数：274

【解説】
2015年9月15日単行本が文藝春秋より刊行され、紀伊國屋書店によるキノベス！2016で第1位、第154回直木三十五賞の候補作、2016年第13回本屋大賞で大賞に選ばれる。2018年山﨑賢人主演で映画化された。

【あらすじ】
外村は、高校2年の2学期のある日の放課後、体育館に置かれているグランドピアノを調律師が調律するのを偶然目の当たりにする。そのことがきっかけとなり、外村は生まれてはじめて北海道を出て、本州にある調律師養成のための専門学校で2年間、調律の技術を学んだ。
そして、北海道に戻り、江藤楽器という楽器店に就職する。入社して5か月が過ぎた秋のある日、ふたごの姉妹の住む家で柳が行う調律に同行する。入社2年目のある日、板鳥が行う一流ピアニストのコンサートの調律に同行する。