ラプラスの魔女(文庫本)/年代流行
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- 著者:東野圭吾
- 発行日:2018年2月24日
- 出版社:KADOKAWA
- ジャンル:サスペンス、ミステリ
- ページ数:496
【解説】
作家デビュー30周年記念作品で、東野は「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」とコメントしている。2015年5月15日の発売から1か月で28万部を超えている。
2018年に実写映画化され、角川文庫版が発売された。
【あらすじ】
映像プロデューサーの水城義郎が、妻と訪れた赤熊温泉で硫化水素のガス中毒で死亡した。
その事故の3か月ほど前に、水城の母親から義郎のことで相談を受けていた刑事 中岡祐二は、気になって水城の母親に連絡を取ってみると、義郎の事故後に首を吊って自殺したことを知る。彼女のいた老人ホームで、遺品整理に現れた水城の妻・水城千佐都と遭遇した中岡は、千佐都が義郎殺害に関与したと確信する。
中岡は、赤熊温泉の事故調査を手掛けた教授 青江修介に意見を求めるが、硫化水素ガス中毒で殺人を遂行するのは、屋外では不可能だと断言される。しかし、中岡は諦めきれずに地道に聞き込み捜査を行っていた。一方、青江は不可能だと言ったものの、考えれば方法はありそうで気になっていた。
そんな時、今度は苫手温泉で、売れない役者の那須野五郎が硫化水素ガス中毒で死亡する事故が起きる。地元新聞社から依頼されて苫手温泉で事故調査をしていた青江は、赤熊温泉の事故調査中に出会った羽原円華と再会し、円華の不思議な力を目撃する。