母と暮せば(映画)/年代流行
- 2015年12月12日【130分】松竹
- ジャンル:ドラマ/戦争/ファンタジー
- 監督:山田洋次
- 出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一 他多数
【解説】
小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語。原爆で死んだ息子と生き残った母が織りなす切なくも感動的な絆と希望の物語を綴る。
【あらすじ】
1948年8月9日、長崎。一人で慎ましく暮らしている助産婦の伸子。夫と長男は戦死し、次男の浩二も3年前の原爆で亡くなった。浩二の恋人だった町子はそんな伸子のことをずっと気にかけ、今でも足繁く通ってくれている。
そんなある日、伸子の前に浩二が幽霊となってひょっこり姿を現わす。以来、浩二はたびたび現われては、伸子と思い出話に花を咲かせるようになる。笑いの絶えない楽しい2人の会話だったが、最後は決まって町子の幸せへと話が及んでいくのだったが…。