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プラチナデータ(文庫本)/年代流行

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プラチナデータ
  • 著者:東野圭吾
  • 発行日:2012年7月5日
  • 出版社:幻冬舎
  • ジャンル:ミステリ
  • ページ数:493

【解説】
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。

【あらすじ】
「電脳トリップ」という、トリップ体験ができる電子デバイスを使用中に、ホテルで女性が殺害される事件が起こった。ホテルに残された毛髪、体毛から、犯人はすぐに検挙された。
だが、事件はそれだけでは終わらなかった。同様に、電脳トリップを使用し、乱暴後に拳銃で殺害するという事件が起こったのだった。残された精液によるDNAデータから、すぐに犯人は割り出されると思われていたが、DNA検索システムは「Not Found(NF)13」という結果を示した。これは、類似する遺伝子が登録されていない、というものだった。
その後、蓼科兄妹が殺害される。驚くべきことに、彼らを殺害するのに使用された拳銃は、NF13事件で使われたものと同一のものだった。彼らは死亡する前、神楽へ「DNA検索システムは不完全。モーグルを完成した」と、伝えていた。
早樹の服には、神楽の毛髪が付着していた。そこから、神楽は彼らを殺害した犯人と疑われる。神楽には早樹たちに会った際、空白の数時間があった。というのも、彼は多重人格者であり、"リュウ"と呼ばれる人格で、早樹に会っていたからだ。本当に自分の人格が殺害したのか、確かめようとするが、リュウに確認することがなかなかできなかった。逮捕されることを恐れた神楽は、早樹たちの残した"モーグル"が事件解決の鍵になるのではないか、と早樹たちの別荘に向かう。
一方、浅間は捜査に協力的であった志賀たちが、急に捜査打ち切りのために動いていたことを察し、背景に何かがあると察し動き出していた。(参照元Wikipedia)

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