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不毛地帯(ドラマ)/年代流行

  • 放送期間:2009年10月15日~2010年3月11日
  • 放送日時:木曜日(22:00~22:54)
  • 原作:山崎豊子「不毛地帯」
  • 脚本:橋部敦子
  • 主題歌:
  • 放送局:フジテレビ/関西テレビ
  • 出演:唐沢寿明、和久井映見、多部未華子、高橋平、柳葉敏郎 ほか多数

【解説】
終戦から、ひたすら復興を目指して走り続け、経済が驚異的な回復を見せ始めた高度成長期の日本。終戦後、11年もの長きにわたるシベリア抑留という過酷な経験を経て、帰国後、総合商社に入社した男が、戦後の荒廃から社会が立ち直ろうとする激動の時代を背景に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、戦争体験という過去との葛藤を抱えながら、世界を相手に戦うさまを描いた物語。
原作は累計434万部(2009年7月現在)を売り上げたベストセラー小説。

【あらすじ】
主人公の壹岐正(いきただし)は陸軍中佐で大本営参謀。終戦の詔に対し、参謀総長の命令書が出されていない以上武装解除に応じる必要がないと解する関東軍部隊の説得に努めた。日ソ中立条約を犯して侵攻してきたソ連軍に拘置され、重労働の刑(25年)を宣告されシベリアに送られる。そこで11年の抑留生活をおくることになる。帰国後参謀としての経歴を買われ商社の近畿商事[2]に入社し航空自衛隊の次期戦闘機選定争いの仕事で辣腕を振るうことになる。後半部では日米の自動車会社の提携、中東(イラン)での石油発掘プロジェクトにも携わっていく。
イラン・サルベスタン鉱区での石油発掘に成功した壱岐正は、近畿商事社長の大門に勇退を進言し、みずからも近畿商事をやめてしまう。そして、壹岐は第三の人生として、長期シベリア抑留者の親睦団体である朔風会(さくふうかい)の会長となり、シベリアへ現地で死んだ日本人の墓参りと遺骨の収集に行く。

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