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インシテミル(文庫本)/年代流行

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インシテミル
  • 著者:米澤穂信
  • 発行日:2010年6月10日
  • 出版社:文藝春秋
  • ジャンル:推理小説
  • ページ数:528

【解説】
超高額の時給につられて集まった12人の男女。だが彼らを待っていたのは、参加者同士に殺人をけしかける犯人当てゲームだった。

【あらすじ】
「ある人文科学的実験の被験者」になり、7日24時間監視付きで隔離生活するだけで時給11万2000円がもらえるという募集に釣られ、何も知らずに「暗鬼館」に集った年齢も性別も様々な12人の男女。実験内容は、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う、殺人ゲームだった。
各々の個室には、殺人に利用できる、種類の異なる凶器が1つずつ用意され、夜間は部屋から出ることが禁じられるなど多くのルールがある。人を殺せばより多くの報酬が得られるが、犯人であることを指摘されれば報酬は減額する。
何もしなくても報酬が貰えるならと、行動を起こさないことが参加者の間で暗黙の了解となり、落ち着いたように見えた。だが3日目の朝、参加者の1人が死体で発見されたことをきっかけに、第2・第3の事件が発生する。

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