風のガーデン(ドラマ)/年代流行
- 放送期間:2008年10月9日~2008年12月18日
- 放送日時:木曜日(22:00~22:54)
- 脚本:倉本聰
- 主題歌:平原綾香「ノクターン」
- 放送局:フジテレビ/関西テレビ
- 出演:中井貴一、黒木メイサ、神木隆之介、国仲涼子、平原綾香 ほか多数
【解説】
余命わずかな主人公の医師が、絶縁状態になっている北海道・富良野市の家族の元に戻るまでを描く。
第35回放送文化基金賞本賞受賞。第46回ギャラクシー選奨受賞作品。
【あらすじ】
東京の有名医大病院の麻酔科准教授・白鳥貞美(中井貴一)。死期の迫った患者を楽にする緩和医療のエキスパートでもある貞美は、麻酔学界の権威である。その爽やかな風貌と明るさは、病院内でもひときわ目立ち、その華麗な女性関係は万人が黙認してしまっている。
しかしその陰で、貞美自身が末期癌に冒されている事を知る者はいなかった。己の死を意識するにつけ、貞美の心に故郷・富良野に帰るという選択肢が浮かぶ。そこには父・貞三(緒形拳)と二人の子供・ルイ(黒木メイサ)、岳(神木隆之介)が暮らしているが、7年前から音信が途絶えている。
貞美は、女性関係のもつれから妻・冴子を自殺に追いやった過去があり、そのことから父に勘当され、子供たちに会うことも許されていなかった。
年老いた父は孫たちとともに、妻が残したブリティシュガーデンを育てている。季節ごとに咲くさまざまな花たちを風が撫でていくその美しいガーデンに、貞美が迎え入れられる日は来るのだろうか…。