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錨を上げよ/年代流行

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錨を上げよ
  • 発売日:2010年11月30日
  • 著者:百田尚樹
  • 出版社:講談社
  • ページ数:594ページ

【解説】
戦争が終わってちょうど十年目、いまだ空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。高度経済成長、六十年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、日本列島改造論、石油ショック―激動の昭和の時代、生まれながらの野生児、作田又三は、人生という荒海を渡っていく。いざ、海図なき嵐の海へ。

【あらすじ】
学校にいても、社会に出て働くようになっても、『自分がどこに属しているのか/属すべきなのか』がまったく分からなかった。周りと群れることをよしとせず、おかしいと思った意見・常識には常に刃を向く一方で、女性には振り回されっぱなしの人生だった。衝動に突き動かされるようにして、周囲の予想も出来ないような『航路』をひたすらに進み続けた結果、又三は、若くして様々な世界を垣間見ることになる。

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