2023年の秋冬はフリンジそのものが人気というよりは、フリンジデザインのように生地の模様やデザインが立体的で浮き出ているアイテムが主力になった。フリンジ以外にもポップコーンニット、ふくれジャガード素材など立体素材のアイテムも登場した。

2014年頃にも一度トレンドになっていて、今年はロング丈、ミドル丈、襟付き・襟なし、ツイード素材など多種多様なデザインが現れ再び流行した。ロング丈は腰回りをさりげにカバーするので着やせ効果も抜群で人気となった。

袖にボリュームのあるトップスが今年も人気となった。ランタンスリーブは二の腕付近に提灯の形の立体感があり、ボリューム感が程よいのがポイントで、フェミニンすぎず、お仕事からプライベートまで両方使えるところが魅力。

透け感やふんわり素材が女性っぽいチュールスカート。春夏はもちろん、レギンスを合わせれば冬でも使えるアイテム。美シルエットに進化しウエストラインがスッキリしたことで、洗練されたドレス感が漂うようにもなった。

1960年代と1970年代に大流行したデニムファッションが昨年から今年にかけて再流行。今シーズンはスッキリとしたウエスト周りとシルエットの落ち感が計算されたデザインが豊富に揃っているのが特徴。

「ラメ」や「スパンコール」などのキラキラアイテムがトレンドになった。キラキラした華やかさと可愛らしさに加えて、程よくエッジの効いた雰囲気が魅力。服だけでなく靴、アクセサリー、バッグ、小物などにも取り入れられた。

髪の内側にベースの色とは異なる色味を入れるインナーカラー。どんな人にも挑戦しやすく、入れる位置や範囲、ベースとの組み合わせによってデザインの幅も広がるのが特徴。