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1950年代 流行ファッション/年代流行

まだまだ戦争の傷跡が色濃く残る1950年代ですがファッション対する関心は多くの人が持っていました。
1947年、クリスチャンディーオールが発表した「ニュー・ルック」。このニュールックとは、丸みある肩と胸、細く絞られたウエスト、裾の広がったスカートが女性の身体をスッキリ見せるファッションで、 '50年代ファッションの基盤となり、日本にもその影響は大きく流れてきます。
石原慎太郎の著書「太陽の季節」の映画化のブームにより、映画の登場人物達のファッションを真似た「太陽族」と呼ばれる若者たちが登場します。この太陽族のファッションは、スポーツ刈りにアロハシャツマンボズボン、サングラス、ボールドルックのスーツなど。
洋画「ローマの休日」や「いとしのサブリナ」の映画の大流行の影響でオードリーヘップバーンのファッションを真似、ヘップバーンカットサブリナパンツなどのファッションもまた女性の間で大流行しました。

ネッカチーフ

ネッカチーフ

ネッカチーフは直角二等辺三角形の布で出来ており、着用の際は三角形の長辺から頂部に向かって巻き上げて首にかけ、チーフリングと呼ばれる留め具を用いて制服の第一ボタンと第二ボタンの間で留める。
GHQの統治中には戦勝国アメリカへの憧れから、ネッカチーフなどのアメリカンファッションが流行した。

パナマ帽

パナマ帽

パナマ帽は、パナマソウの葉を細く裂いた紐で作られる、夏用のつば付の帽子。
開襟シャツ、ぶっといズボン、パナマ帽、扇子は夏の定番衣装だった。

ロカビリー族

ロカビリー族

「ロカビリー族」が誕生したのは、1958年に開催された『日劇ウエスタン・カーニバル』がきっかけです。「ロカビリー族」のファッションの特徴は、リーゼントに身ごろの長いジャケット、シャツはオープンカラー、そしてマンボズボン。ロカビリー族が好んだ町は異国の雰囲気あふれる六本木だった。

六本木族

六本木族

六本木に集まったロカビリー族が、後に六本木族と呼ばれるようになり、峰岸徹や加賀まりこなど、六本木からスターが生まれるようにもなった。革ジャンや細身のパンツ。

ニュー・ルック

ニュー・ルック

1947年クリスチャン・ディオールがコレクションとして発表した新しいシルエットをニュールックといいます。 ポイントはゆったりなだらかな肩に、細く絞ったウエスト、長くてフルなフレアースカートが特徴です。
昭和40年後半に流行った物が50年台でリバイバルしたものです。ボンキュッボンの8ラインを強調したこのスタイル。

真知子巻き

真知子巻き

「真知子」はラジオドラマ『君の名は』のヒロイン名に由来する。
このドラマから流行した真知子巻きとは、首から頭にかけてショールを巻くスタイルの一種。

サブリナパンツ

サブリナパンツ

サブリナパンツとは細身の七分・八分丈パンツのことでオードリー・ヘップバーン主演の映画「麗しのサブリナ」で、オードリーが身に着けていたことからこの名で呼ばれる。
腰から裾までがぴったりと体の線に沿ったふくらはぎ丈のパンツでオードリーの影響で1950年代当時の女性たちに爆発的に流行した。

太陽族

太陽族

石原慎太郎の短編小説「太陽の季節」で描かれたような、無秩序な行動をとる若者や、作品に影響を受けたとして犯罪行為をする若者。
ファッションは海辺でセーリングを楽しむ様な夏のイメージの強い感じ。
ツッパリ、ヤンキー、ギャング系の元祖という説もある。

アロハシャツ

アロハシャツ

ハワイの日系移民の着物地で出来たシャツがそのルーツと言われている。
高価なシルクの代わりに代用したレーヨンを使ったもので大量生産されていた。
布地は主に3種類でフジエットは富士絹に似た風合いでしなやか、フィラメントは柔らかい肌触りと温かみのある光沢が特徴、壁チリメンは和柄に多く使われた。
太陽族が着ていたのファッション。

マンボズボン

マンボズボン

マンボは1950年代に流行したラテン音楽の一種。そうした音楽の影響から演奏するバンドマンの服装を真似たマンボスタイルのパンツが生まれた。
腰から腿にかけてはゆったりしていて、裾にかけては急に細くなったパンツ。
2010年に流行ったサルエルパンツに近い。

ボールドルックのスーツ

ボールドルックのスーツ

第二次世界大戦直後に流行したアメリカ型スーツ。
広い肩幅、ラペル、強いウエストの絞り、などを特徴とするジャケットに、たっぷりとしたドレープパンツの組み合わせで、全体にガッシリしたスタイルのもの。
英国ではアメリカンスーツと呼んだ。

サックドレス

サックドレス

「サック」とは袋のことで、ずん胴形のまるで袋のようなシルエットのドレスを言う。1958年のパリコレクションで発表され世界中で大ヒットした。これまでのウエストをくびれさせたXライン型のドレスとはちがい、全くウエストラインをマークしないもので着やすさが人気となった。

カミナリ族

カミナリ族

カミナリ族とは現代でいう暴走族のことである。マフラーの芯を抜くなどの改造を施すことから騒音が大きく、その音が雷に似ているとしてこの呼び名がついた。全国に数百のグループが存在したといわれる。
ただし。1950年代にバイクを所持出来る若者は裕福な家庭の子であり、格好はお洒落で暴力性もなく、暴走族とはイメージの異なる集団であった。

1960年代に流行したファッション

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