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1990年代ビジュアル系バンドブーム/年代流行

1990年には、バンドブームの終息の一方でヴィジュアル系専門誌SHOXXが創刊される。1992年にはLUNA SEAが、1994年には黒夢がメジャーデビューした。 1996年には、インディーズバンドを紹介する音楽番組「Break Out」の放送が始まる。後にヴィジュアル四天王と呼ばれるLa'cryma Christi、FANATIC◇CRISIS、SHAZNAは、この番組に出演した後にメジャーデビューに至る。

1992年デビュー LUNA SEA

1992年デビュー LUNA SEA

1989年結成、1992年メジャーデビュー。代表曲は「ROSIER」「STORM」など。
メンバー1人1人の個性が非常に強く時には衝突し合いながら緊張感溢れる音楽を作っている。インディーズ時代からカリスマ的人気を誇り、1996年の「DESIRE」がチャートの1位になって以来、発表する曲ほとんどがNo.1。“ビジュアル系バンド・ブーム”の火付け役となる。バンド名の由来は「月と海」と言う意味である。

1994年デビュー GLAY

1994年デビュー GLAY

1988年結成、1994年メジャーデビュー。代表曲は「グロリアス」「口唇」「HOWEVER」「誘惑」「Winter,again」など。
メロディアスかつ親しみやすい楽曲を武器に、CDセールス、ライブ動員数など数々の金字塔を打ち立ててきた。1997年ベスト・アルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』が487万枚を売り上げ、アルバムの売り上げ日本記録を更新。1999年「GLAY EXPO」を行い1公演で観客20万人を動員した。バンド名の由来は、音楽のジャンルが黒(ロック)でもなければ白(ポップ)でもないという意味である。

1994年デビュー L'Arc~en~Ciel

1994年デビュー L'Arc~en~Ciel

1991年結成、1994年7月1日メジャーデビュー。代表曲は「winter fall」「HONEY」「snow drop」「HEAVEN'S DRIVE」など。
幻想的な歌詞と独創的なサウンドで、独特の世界を築き上げて名実ともに日本の音楽シーンでトップバンドになった。1998年頃から連続かつ集中的なリリースパターンを取り、3枚同時シングル発売などオリコンアルバムチャート独占で大きな注目を浴びた。バンド名の由来は、フランス語において「虹」を意味する。

1994年デビュー 黒夢

1994年デビュー 黒夢

1991年結成、1994年2月9日メジャーデビュー。代表曲は「MARIA」「少年」など。
初期はヴィジュアル系として派手なメイクと過激なライヴパフォーマンスにより人気を博したが、後期になるにつれて徐々にパンク色を増し、特に音楽業界に対する風刺を含んだ曲を多く製作した。バンド名の由来は「夢が無い」「夢は叶わない」という意味。

1995年デビュー SOPHIA

1995年デビュー SOPHIA

1994年結成、1995年メジャーデビュー。代表曲は「街」「黒いブーツ」など。
歌謡ロック的なキャッチーなメロディとポップなビート・スタイルが特徴で、精力的にライヴ活動を展開。ライヴバンドとして高い人気を誇る。デビュー当時はビジュアル系を少々意識していたが、リリースを重ねるごとに徐々に洋楽的要素などを取り入れ凝ったアレンジの楽曲が増えていった。バンド名の由来は、「philosophia」を略したもので、ラテン語で「知を愛する」という意味を持つ。

1995年デビュー SIAM SHADE

1995年デビュー SIAM SHADE

1989年結成、1995年メジャーデビュー。代表曲は「1/3の純情な感情」など。
ハードでメロディアス、なおかつ切ない曲が多い。6枚目のシングル『1/3の純情な感情』がアニメ「るろうに剣心」のEDテーマとしてタイアップされ、大ヒットした。メンバー全員体育会系なため、ライブは非常に盛り上がる事で有名。バンド名は「密接した陰」という意味の英語に由来する。

1996年デビュー PENICILLIN

1996年デビュー PENICILLIN

1992年結成、1996年メジャーデビュー。代表曲は「ロマンス」など。
パンキッシュな曲からポップな曲まで多様な音楽性を持ち、シリアスでありながら、ときにコミカルなパフォーマンスでファンを魅了している。CDリリースやLIVE、ソロ活動も行うなど国内外で精力的に活動。

1997年デビュー La'cryma Christi

1997年デビュー La'cryma Christi

1994年結成、1997年メジャーデビュー。代表曲は「未来航路」など。
アグレッシヴなサウンド、卓越した演奏技術で、関西を代表するバンドへと成長し東京進出を果たした。1stアルバム『スカルプチャー・オブ・タイム』はオリコン・チャート初登場8位を記録した。バンド名の由来は、ラテン語で涙を意味するlachrymaからきており、La'cryma Christi=「キリストの涙」である。

1997年デビュー MALICE MIZER

1997年デビュー MALICE MIZER

1992年結成、1997年メジャーデビュー。代表曲は、「月下の夜想曲」など。
楽曲・衣装・セットの点において独自の世界観を徹底した、奇抜なパフォーマンスで知られる。 楽曲の大きな特徴はクラシック音楽とロックを巧みに織り交ぜた点にある。バンド名の由来は「悪意と悲劇」という意味を持つフランス語。

1997年デビュー FANATIC◇CRISIS

1997年デビュー FANATIC◇CRISIS

1992年結成、1997年メジャーデビュー。代表曲は「火の鳥」「7」など。
コテコテの黒服系ヴィジュアル系バンドとは一線を画し、ポップス色の強い明るい楽曲と派手でありながらもファッショナブルな服装で活動する。バンド名の由来は「FANATIC(狂信的、熱狂的)」と「CRISIS(危機)」という異なる意味の二つの単語を組み合わせた。

1997年デビュー SHAZNA

1997年デビュー SHAZNA

1993年結成、1997年メジャーデビュー。代表曲は「Melty Love」「すみれ September Love」など。
ヴォーカリストIZAMのカルチャー・クラブのボーイ・ジョージに影響を受けた中性的なルックスと、1980年代のヒット・チャートを思わせる軽快な楽曲でインディーズながら爆発的な人気を博した。1997年日本有線大賞最優秀新人賞を受賞した。

1998年デビュー PIERROT

1998年デビュー PIERROT

1994年結成、1998年メジャーデビュー。代表曲は「クリア・スカイ」「ハルカ…」など。
インディーズ時代から“暗黒のドラマ性を持ったスタイル”を、ビジュアル/楽曲の両面で展開。デビュー後半年で初の日本武道館でワンマンライブを行い最短記録を記録した。「神風怪盗ジャンヌ」の「ハルカ…」やゲットバッカーズの「薔薇色の世界」などのアニメ主題歌にも起用された。バンド名の由来は、「ポップな可愛らしさと裏に怖い部分がある」点がバンドの音楽性と共通していたという理由。

1999年デビュー Janne Da Arc

1999年デビュー Janne Da Arc

1996年結成、1999年メジャーデビュー。代表曲「月光花」など。
高い音楽性と演奏力が評価されインディーズ時代は「ヴィジュアル系バンドの最終兵器」と呼ばれた。メジャーデビュー後、人気上昇と共にだんだんメイクが薄くなっていった。2004年10月から、テレビアニメ『ブラック・ジャック』のオープニングテーマとして「月光花」が使用され、知名度が上昇する。バンド名の由来は、漫画『新デビルマン』に登場したジャンヌ・ダルクである。

1999年デビュー Dir en Grey

1999年デビュー Dir en Grey

1996年結成、1999年メジャーデビュー。代表曲「残-ZAN-」「Cage」など。
シングル3枚同時発売でメジャーデビューを果たし、すべてがオリコン・チャートのトップ10へランクインする。日本を始め世界各国で活動し、アルバム『UROBOROS』は世界17ヵ国で同時期発売され、米ビルボード誌のTop Heatseekersチャートでは1位を獲得した。バンド名の由来は「灰色の銀貨」という意味。

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