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へうげもの/年代流行

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へうげもの
  • 作者名:山田芳裕
  • 連載誌:モーニング
  • 出版社:講談社
  • 単行本:18巻

【解説】
戦国時代、織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国武将・古田織部を主人公として描いた歴史漫画作品。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。

【あらすじ】
時は戦国時代。戦乱の嵐が日本全土に吹き荒れる一方で、様々な文化・芸術が花を咲かせてもいた。戦いに明け暮れる武人たちの間隙を縫い、「美」を愛する数寄者たちは、武人たちと同様に己の命を懸けて至高の「美」を追い求めていた。
南蛮や唐・高麗の名物を「華の美」として愛でる織田信長に対し、「茶聖」と称される茶人千利休は、一切の無駄を排した"黒色"による「わびの美」に至高の価値を見出し、その価値を広めるため羽柴秀吉と手を組み本能寺の変を引き起こし、信長と「華の美」の世を終わらせた。秀吉の天下の下で「わびの美」は隆盛を極め、利休は宿願を成就させたかに見えた。
しかし、その栄華は長くは続かなかった。天下人という「箔」を求め、信長の「華の美」を再現しようとする秀吉との間で対立した利休は切腹させられ、「わびの美」は終焉を迎えた。

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