• 作者名：小花美穂
• 連載誌：りぼん
• 出版社：集英社
• 単行本：10巻

【解説】
アイドルタレントとして活動する倉田紗南と、クラスの問題児羽山秋人との交流を軸に描かれるコメディータッチの作品。学級崩壊、学校の抑圧性、少年犯罪、家庭崩壊、親の離婚、マスコミによる意識操作、バッシングなど現代の社会問題を「こども」の視点で語っている。
1998年、第22回講談社漫画賞少女部門を受賞。

【あらすじ】
主人公倉田紗南は、劇団こまわりに所属する元気なタレント小学６年生。普通の小学生よりどこか大人びた部分がある女の子。
そんなサナには今大きな悩みがあった。クラスの男子の間で担任の先生いびりが流行っていて、授業そっちのけで遊び、悪戯をし、気の弱い先生を泣かしていた。
そんな男子の中心にいて仕切っているのが、羽山秋人。クラスは羽山を中心とし大いに荒れていたが、サナは面倒な事には関わりたくないと、何もせずに黙ってる日々を送っていた。