• カテゴリーから選ぶ

天空の蜂(文庫本)/年代流行

スポンサーリンク

天空の蜂
  • 著者:東野圭吾
  • 発行日:1998年11月13日
  • 出版社:講談社
  • ジャンル:クライシスサスペンス
  • ページ数:634

【解説】
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。2015年、堤幸彦監督により映画化された。

【あらすじ】
錦重工業小牧工場試験飛行場の第三格納庫から、軍用の巨大ヘリコプター「ビッグB」がテロリストに奪取された。
その日は、海上自衛隊への正式納入を間近に控えた領収飛行が行われる予定だったが、「ビッグB」は大量の爆薬物を満載したまま、テロリストの遠隔操縦によって、福井県の高速増殖炉「新陽」の上空へ飛び去った。日本政府へ届いた脅迫状は、現在稼動中や建設中の原発を全て停止しろ、さもなくば巨大ヘリを「新陽」に墜落させる、という驚くべきものであった。
その上、奪取された「ビッグB」の機内には、子供が取り残されているという、テロリストにとっても予想外の事態が判明する。燃料切れによる墜落というタイムリミットが迫る中、自衛隊が原子炉の真上でホバリングしたままのヘリから子供を救うという難しい任務に挑む。
一方、原発の安全神話を掲げてきた政府は、テロリストの要求にどう対応するか逡巡するのだった。

HOMEへ戻る