• 2014年10月4日【129分】東宝
• ジャンル：時代劇
• 監督：小泉堯史
• 脚本：小泉堯史、古田求
• 原作：葉室麟
• 出演：役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、青木崇高　他多数

【解説】
第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督が映画化した時代劇。大罪を犯し10年後の切腹を命じられた一人の武士の生き様を静謐に綴る。

【あらすじ】
前代未聞の事件を起こした戸田秋谷は、10年後の夏に切腹すること、そしてその日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じらる。幽閉されたまま家譜の編纂を続け、切腹の日まであと3年となったある日、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎が、秋谷の監視役としてやってくる。庄三郎は、秋谷が7年前の事件を家譜にどう記しているかを確認して報告し、また、逃亡するようであれば家族もろとも斬り捨てよとの密命を帯びていた。庄三郎は秋谷のそばで過ごし、その人柄や家族とも触れ合ううちに、秋谷が事件を起こしたことが信じられなくなり、7年前の事件の真相を探り始める。