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花の鎖(文庫本)/年代流行

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花の鎖
  • 著者:湊かなえ
  • 発行日:2013年9月3日
  • 出版社:文藝春秋
  • ジャンル:ミステリ
  • ページ数:357

【解説】
両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花。職場結婚したが子供ができず悩む美雪。水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。

【あらすじ】
両親を亡くし祖母と2人暮らしの梨花は、祖母の胃癌の手術費に困窮し、生前の母に年に1度豪勢な花束を送り続け、両親が亡くなった後に資金援助を申し出てくれた名も知らぬ「K」という人物に助けを求める。Kとは一体何者なのか、祖母に尋ねても答えてくれず、自分で調べようとした梨花は花屋を通じて手紙を送り、Kの関係者と面会できることになり、Kと母の関係と花束の意味を知る。
伯父が役員を務める建設会社の同僚・和弥と結婚した美雪の目下の悩みは、結婚して3年経つのに子供ができないことだった。設計士を夢見ていた和哉が、美雪のいとこ・陽介が立ち上げた建築事務所に転職することになるが、任せられたのはまたしても営業職だった。それでもめげずに和弥は、地元出身の有名画家の美術館のコンペに応募し、見事勝ち取るが、応募者の名前が陽介に書き換えられていた。間もなく陽介らと建設予定地を視察に行った和哉は、岩場から足を滑らせて亡くなってしまう。
大学時代、山岳部に所属していたイラストレーターの紗月は、当時の仲間・希美子から夫・浩一を助けて欲しいと頼まれる。浩一とはかつて互いに想い合っていたが、理由があって離別していた。希美子の願いをきくべきかどうか葛藤する紗月は、水彩画教室を開く公民館の職員・前田に誘われ、過去の因縁を断ち切るために八ヶ岳に登る決意をする。(参照元Wikipedia)

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