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おもひでぽろぽろ(映画)/年代流行

  • 1991年7月【119分】東宝
  • 監督:高畑勲
  • 製作:徳間康快、佐々木芳雄、磯邊律男
  • プロデューサー:鈴木敏夫
  • 企画:山下辰巳、尾形英夫、斯波重治
  • 原作:岡本螢、刀根夕子
  • 脚本:高畑勲
  • 撮影:高羽哲夫
  • 音楽:星勝
  • 美術:男鹿和雄
  • 声:今井美樹、柳葉敏郎、本名陽子、寺田路恵、伊藤正博、寺田路恵、山下容莉枝

【解説】
人生の節目を迎えた27歳の女性が小学校のころの自分を思い出しながら、田舎の人々と自然に触れ、自らの生き方を見つけていくまでを描く。岡本螢、刀根夕子原作の同名コミックの映画化で、「魔女の宅急便」の宮崎駿がプロデュース。脚本・監督は「火垂るの墓」の高畑勲。作画監督は「魔女の宅急便」の近藤喜文、近藤勝也、佐藤好春が共同でそれぞれ担当。

【あらすじ】
一九八二年夏。会社から10日間の休暇をもらったタエ子は姉のナナ子の亭主の実家である山形の片田舎・高瀬へ旅をする。
東京生まれの東京育ちだったタエ子には、小学校5年生の時、田舎がなくてとてもさみしい思いをした記憶があった。それが姉の結婚によって自分にも田舎が持てたのだった。
そんな旅の途中にふとそのころの数々の出来事を思い出すタエ子。そして、彼女は小学校5年生の自分を連れたまま高瀬に到着した。明け方に着いたタエ子を駅まで迎えに来ていたのは、親せきの青年トシオだった。
年はタエ子より2歳下だったが、頼りになる好青年で、彼によってタエ子はいろんな田舎の表情を知る。そして自然と調和しながら生きている農家の人々の姿に、タエ子は地に足の着いた生活の魅力を発見するのだった。

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