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座頭市御用旅(映画)/年代流行

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  • 1972年1月【90分】東宝
  • 監督:森一生
  • 原作:子母沢寛
  • 出演:勝新太郎、森繁久彌、酒井修、明石勤、大谷直子、新条多美子 その他多数

【解説】
昭和三十七年「座頭市物語」以来のシリーズ二十三本目。脚本は「渡世人 命の捨て場」の直居鉄哉。監督は「皆殺しのスキャット」の森一生。

【あらすじ】
師走の風が吹き抜ける荒涼たる原野を行く市は、旅姿の女がやくざに襲われているのを救ったが、女の持っていた二十両は奪われ、その上身重な躰は陣痛が激しくなっていた。寒風の荒野に盲目のにわか産姿……。
それでも市の苦闘で新しい生命が誕生した。それは母親の生命とひきかえではあった。「野州・塩原の佐太郎に……」いまわのきわに残した父親の名で市の行先は決った。
その市を憎悪の目で追う小さた影があった。健太は母の腹痛を見かねて人を呼びに走り、弟の出産と母の死だけを目撃したのだ…。

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