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1970年代 名作マンガ/年代流行

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1971年 三国志(横山光輝)

1971年 三国志(横山光輝)

1971年から1986年まで、潮出版社『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』に連載された。
単行本は全60巻(文庫版は全30巻)が潮出版社から発売されている。
三国志を描いた漫画の先駆にして、黄巾の乱に始まり蜀の滅亡までを描ききった長大な作品である。
第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。

1971年 空手バカ一代(梶原一騎、つのだじろう)

1971年 空手バカ一代(梶原一騎、つのだじろう)

1971年から1977年まで『週刊少年マガジン』で連載された。
空手家・大山倍達の半生を描いた伝記的作品。寸止めでの組手を主体とする日本の伝統的空手界に異を唱え、邪道と謗りを受けながらも実際に打撃を当てる独自の空手を提唱、国内や海外を転戦する姿を追った第一部と、大山道場から極真会館への刷新と世界進出や、主催する大会での場や他の格闘技と戦う高弟たちの活躍を描いた世界制覇編の、二部構成となっている。

1971年 バビル2世(横山光輝)

1971年 バビル2世(横山光輝)

1971年から1973年にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された。
はるかな昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。彼が残した遺産・バベルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語。

1972年 ポーの一族(萩尾望都)

1972年 ポーの一族(萩尾望都)

1972年から1976年にかけて『別冊少女コミック』に断続的に連載された。
西洋に伝わる吸血鬼伝説を題材にした、少年の姿のまま永遠の時を生きる運命を背負わされた吸血鬼エドガーの物語。成長の代償に失うもの、大人になれない少年の姿が描写されている。
第21回小学館漫画賞少年少女部門受賞。

1972年 キャプテン(ちばあきお)

1972年 キャプテン(ちばあきお)

1972年2月号から『月刊少年ジャンプ』に連載された。
それまで主流だった、いわゆる熱血野球漫画と違い、より現実的で欠点も持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力して成長していく過程をみせていくタイプのスポーツ漫画。努力で人は変われることを教えてくれる作品。
第22回小学館漫画賞受賞。

1972年 ドカベン(水島新司)

ドカベン(水島新司)

1972年から1981年まで『週刊少年チャンピオン』に掲載された。
「ドカベン」こと山田太郎と、岩鬼正美、殿馬一人、里中智、微笑三太郎などの仲間達を中心とした野球漫画。『大甲子園』、『ドカベン プロ野球編』、『ドカベン スーパースターズ編』、『ドカベン ドリームトーナメント編』と続編が続いた。

1972年 ベルサイユのばら(池田理代子)

1972年 ベルサイユのばら(池田理代子)

1972年から1973年まで『週刊マーガレット』に掲載された。
フランス革命前から革命前期を舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実を基にしたフィクション作品。
前半はオスカルとアントワネットの2人を中心に描き、中盤以降はオスカルを主人公として、フランス革命に至る悲劇を描いた。

1972年 漂流教室(楳図かずお)

1972年 漂流教室(楳図かずお)

1972年から1974年まで『週刊少年サンデー』に掲載された。
荒廃した未来世界に校舎ごと送られてしまった主人公の少年・高松翔ら小学校児童たちの生存競争を描いた作品。楳図かずおの元々の持ち味である恐怖漫画のテイスト。
第20回小学館漫画賞受賞。

1973年 BLACKJACK(手塚治虫)

1973年 BLACKJACK(手塚治虫)

1973年から1978年まで『週刊少年チャンピオン』に掲載された。
無免許ながら神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られている天才外科医ブラック・ジャックが主人公の医療漫画。
この作品によって現代まで続く「医療マンガ」のジャンルが形成されるきっかけになった金字塔でもある。

1973年 はだしのゲン(中沢啓治)

1973年 はだしのゲン(中沢啓治)

1973年から1985年まで『週刊少年ジャンプ』に掲載された。
物語は、広島県広島市舟入本町に住む国民学校2年生の主人公・中岡元が1945年8月6日に投下された原爆で父・大吉、姉・英子、弟・進次の3人を亡くしながらも、たくましく生きる姿を描く。単行本、文庫本などを含めた累計発行部数は1000万部を超える。

1973年 エースをねらえ!(山本鈴美香)

1973年 エースをねらえ!(山本鈴美香)

1978年から1980年まで『週刊マーガレット』に連載された。
少年少女を中心にテニスブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画。
名門・県立西高テニス部に入部した主人公の岡ひろみが、部内のいじめにはじまる様々な苦難を乗り越えて一流テニス選手へと成長していく過程を描く。

1975年 はいからさんが通る(大和和紀)

1975年 はいからさんが通る(大和和紀)

1975年から1977年まで『週刊少女フレンド』に連載された。
大正時代を主舞台とし、設定年代当時の様々な民間風俗や漫画連載当時のサブカルチャーを取り混ぜながら大正デモクラシー〜シベリア出兵〜関東大震災を駆け抜けて結ばれる一組の男女とそれをとりまく人々の恋愛模様を描くラブコメ作品。
第1回講談社漫画賞少女部門受賞。

1976年 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)

1976年 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)

1975年から現在まで『週刊少年ジャンプ』に連載されている。
亀有公園前派出所に勤務する警察官両津勘吉を主人公とし、その同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載初期は乱暴だった両津だが、連載を重ねる毎に作者の画風の変化で丸みを帯び、性格も人情的になった。コミックスの発行部数は累計1億5,650万部。
第30回日本漫画家協会賞大賞、第50回小学館漫画賞審査委員特別賞受賞。

1976年 ガラスの仮面(美内すずえ)

1976年 ガラスの仮面(美内すずえ)

1975年から現在まで『花とゆめ』に連載されている。
平凡な一人の少女が眠れる芝居への才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品。演劇を題材にしており、実際に劇が作中で演じられるといういわば劇中劇の形式をとっている。そのほとんどが美内すずえ自身の手によるオリジナルの劇である。

1976年 王家の紋章(細川智栄子)

1976年 王家の紋章(細川智栄子)

1976年から現在まで『月刊プリンセス』に連載されている。
現代から古代エジプトへ引きずり込まれてしまった主人公キャロルと王子メンフィスとの3000年の時を経た恋と壮大な歴史ロマンの物語。
第36回小学館漫画賞少女部門受賞。

1977年 生徒諸君!(庄司陽子)

1977年 生徒諸君!(庄司陽子)

1977年から1985年まで『週刊少女フレンド』で連載された。
ナッキーの愛称を持つ転校生・北城尚子は、自分に素直な感性と快活さで学園生活に新たな風を巻き起こす。やがて彼女を慕うクラスメイトたちと悪たれ団を結成。学校行事や進学、恋愛、家庭事情などさまざまな出来事を経験しながら、友情を育みつつ成長していく。
第2回講談社漫画賞少女部門受賞。

1977年 銀河鉄道999(松本零士)

1977年 銀河鉄道999(松本零士)

1977年から1981年まで『少年キング』で連載された。
舞台は、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界。機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込む。
第23回小学館漫画賞受賞。

1978年 パタリロ!(魔夜峰央)

1978年 パタリロ!(魔夜峰央)

1978年から現在まで『花とゆめ』に連載されている。
常春の島国マリネラ王国を舞台に、その国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの少佐バンコランやその愛人マライヒ等を巻きこんで起こす騒動を描く。
毎話で描かれるストーリーは単なるドタバタギャグなノリだけにとどまらず、プロットが高度に練られたものも多い。

1978年 うる星やつら(高橋留美子)

1978年 うる星やつら(高橋留美子)

1978年から1987年まで『週刊少年サンデー』で連載された。
浮気者の諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたラブコメディタッチのギャグ漫画。魅力的なキャラクターは当時の若者たちの圧倒的支持を受けて一大ブームを引き起こし、若者文化にも影響を与えた。
第26回小学館漫画賞少年少女部門受賞。

1979年 キン肉マン(ゆでたまご)

1979年 キン肉マン(ゆでたまご)

1979年から1987年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された。
日本に住む人間を超越した存在・超人のキン肉マンことキン肉スグルが、仲間の正義超人と共に、次々に立ちはだかる強敵とリング上で戦っていく、プロレス系格闘漫画。戦うことによって形成される友情の美しさを主眼において、単純な勧善懲悪ではない物語性を持たせており、「ダメ超人」と人々にバカにされながらも、地球の平和を守りたいと戦い続けたキン肉マンの成長していく姿も描いている。

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