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戦争と平和(完結篇)(映画)/年代流行

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戦争と平和(完結篇)
  • 1967年11月【177分】ヘラルド
  • 監督:セルゲイ・ボンダルチュク
  • 原作:レオ・N・トルストイ
  • 出演:リュドミラ・サベリーエワ、セルゲイ・ボンダルチュク、ヴャチェスラフ・チーホノフ その他多数

【解説】
レオ・N・トルストイの原作を、セルゲイ・ボンダルチュクとワシーリー・ソロビヨフが共同脚色、ボンダルチュクが総製作・監督にあたった文芸篇。

【あらすじ】
一八一二年。ヨーロッパ征服の野望にもえたナポレオンは電撃作戦でロシアに侵入。むかえうつクトゥーゾフ将軍のひきいるロシア軍は、モスクワから一一〇キロ離れた寒村ボロジノにとどまり、運命を賭けた決戦の火ぶたをきった。
見わたすかぎり大地をうめつくす敵味方、朝もやに砲煙と砂塵がまじりあい、流れる鮮血に小雨が降りしきる--さながら地獄絵のような戦場だった。過去の無益な生活を清算しようとするピエールも、祖国愛にもえるアンドレイも戦場の非情を体験した。ロシア軍も、それまで無敵を誇ったナポレオン軍も半数近い兵力を失った。アンドレイのひきいる連隊も三分の一の兵力を失い、アンドレイ自身も重傷を負った。
救護所には片脚を切断し苦悶するアナトーリがいたが、アンドレイは、かつて、婚約者ナターシャを奪ったこの仇敵にも、すでに憎しみの感情を、おぼえなかった。クトゥーゾフ将軍は、すでに新しい戦闘は物理的に不可能と判断し、全面的退却とモスクワ放棄を決断した…。

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