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1955年 トヨタ クラウン/年代流行

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純国産乗用車として世に送り出してきた初代「トヨペット クラウン」。大きなの特長は観音開きドアが採用され、純正オプションでエアー式の自動ドアを設定していた。

エンジンは、当時の小型車規格に合わせてR型4気筒1500ccOHVエンジン(48PS)を搭載している。ただし決して満足いく性能ではなかったようで、マイナーチェンジにより3R型4気筒1900cc(90PS)が搭載され、大きく走行性能が向上することになった。

国産初の前輪独立懸架方式の採用により、舗装路が少ない時代でもその良好な乗り心地は乗客にも好評であったという。
また、すでにディーゼル車やトヨグライド(AT)車もラインナップされるなど、他メーカーのライバルをすでに大きくリードしていたのだった。

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